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プロダクトの絶滅危惧種|琺瑯


来週から「プロダクトの絶滅危惧種|琺瑯」展がデザインギャラリー1953で開催されます。
琺瑯の器物は、昭和初期に日本での生産が始まり昭和の風景をつくってきました。その琺瑯の加工には100近い工程が必要でとても手間がかかります。高度経済成長期以降の日本では「手間=高価」という図式となり、工賃の安価な海外での生産を余儀なくされ国内の製造者の姿が消えていきました。ついには残った国産メーカーは4社のみで絶滅危惧種状態です。
今回は、手間ひまのかかる琺瑯の工程とデザインのプロセスをお伝えし、日本製だから可能となった形と工夫をご覧いただき、日本の琺瑯に改めて目を向けていただきたいと思っています。

第733デザインギャラリー1953企画展
■プロダクトの絶滅危惧種|琺瑯
会期|4月16日(日)—5月15日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
会場|松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催|日本デザインコミッティー
協力|昌栄工業 日東エナメル フォームレディ
企画監修+会場デザイン|小泉誠

■ギャラリートーク+「おいしい珈琲の淹れ方」ワークショップ
日時|5月2日(火)1回目/午後2時~ 2回目/午後4時~
銀座松屋デザインコレクションにおいて、
4月26日(水)〜5月9日(月)
関連商品の販売も行います。