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祈りをむすぶ


日本人にとって「結ぶ」という行為は、実用の他に信仰と慣習という意味があります。そこには「植物」との関わりも深く、自然の中に神を見、畏敬の念をむすびに込めてきました。本展では、日本人の生活に息づく「五節供」のむすびと植物の関係を紐解いてゆきます。年始を寿ぐ正月飾りのむすびと合わせて、美しいむすびの形を覧下さい。 
展覧会担当:小泉誠

「祈りをむすぶ」
2017.12.27(水)ー2018.1.22(月)
松屋銀座7階・デザインギャラリー1953

西浦の家の擁壁


ポカポカお天気の「西浦の家」現場では擁壁工事が完了。せっかく擁壁を新規につくるので、擁壁を「家具化」して富士山の見える外キッチンにしてみました。海で釣ってきた大きな魚も楽々さばけそうです。その後、-6°の旭川では一面真っ白な世界。2年目を終えた「大雪木工の大切プロジェクト」の今後をメンバーで語り合い、来年に弾みがつきました。

徳島県立近代美術館の家具


徳島県立近代美術館のエントランスホールに「大工の手」による家具で環境を計画しました。天井も高く白大理石のクールなエントランスに、空間と人の関係を考えて欲しいとのリクエストから、杉板で空間を仕切って場を作る家具を提案しました。2台のソファーは美術館収蔵の「ドラマールの肖像|ピカソ」と「子供と伯母|パウル・クレー」の色を活用してこの場所らしい色合いに仕上がっています。制作は地元工務店、わざわ座の座衆セイコーハウジング+山田工務店。ソファ制作はこいずみ道具店近くの藤武秀幸さん。地域の手で地域の場ができたことも嬉しい成果です。

焼杉


昨日は早朝から焼杉づくりで浜松入り。扇建築工房の焼杉工房は天竜川上流の廃校になった中学校のプール。なんともシュールな環境ですが、目の前で杉が煙と炎を上げて3分程で焼杉が焼き上がる様は、原始的な行程で感動してしまいました。この焼杉は来年春にできあがる建物に使われます。

2017年最後 テーブル工房kiki


テーブル工房kikiのワークショップは「眉山の見える家」のためのキッチン天板が完成し、納品+取り付け。全長3800mmのトチの木の天板はテーブル工房kikiでしか出来ない仕事でした。

2017年最後 宮崎椅子製作所


新潟からトンボがえりで徳島の宮崎椅子製作所。今年最後のワークショップはIFFT2017の報告とLeLe chairの最終確認などで、比較的のんびりとした時間となりました。

バランサー販売開始!


こいずみ道具店には、お店でしか見られないアイテムもちらほら。このアイテムはランプシェードを昇降するためのバランサーで、10年以上前に出来上がっていましたが、ようやくホームページにアップしました。washimaruと合わせるとソケット部分の形が同じなので一体の器具のようにも見えます。製作は高岡の能作。いつもながら良い仕事です。

■バランサー セット
https://www.koizumi-studio.jp/wp2/item_balancer.html

秋田から岩手


今年3回目の川連漆器は雪景色。先月の展示会で発表した試作を素にミーティング。その後水沢江刺で途中下車。南部鉄器の新たな作り方の研究会から、幾つかの形が3Dモデルで勢揃いしました。

新たな照明


手仕事の復権を目指す活動「わざわ座」では、立ち上げ当時から地域の工務店と地域の手が繋がる事を考え「こいずみの手」というアイテムを用意し小泉が関わる「地域の手」との連携を続けてきました。
そのひとつがこの照明で、ソケット部分を高岡の「能作」製作で、ランプシェードは地域の作家さんに陶磁器・硝子・木で制作してもらい、工務店と地域の作家が繋がるプロジェクトです。(写真のガラスシェードはガラス作家の鷲塚貴紀さん作)ちなみに、このソケットに「スガハラガラス」のガラスが合わさり[utsuwanoakari]としても製品化され、産業スケールと作家を繋げる新たなクラフトの形としても進行中です。

眉山の見える家もあと一息!


眉山の見える家も大工仕事が終わりあと一息ですが、塗装、建具、外構とこれからの仕事が目に触れる大事な部分になるのでここからが肝心。テーブル工房kikiでも、手摺、梯子、照明器具、天板、取手、表札、スツールと着々とパーツが出来上がってきています。

LeLe


今年の宮崎椅子の新作はカウンタースツール。3人のデザイナーが三者三様の形をお披露目しています。
今回のカウンタースツールLeLeは、その名の通り「レの字」が二つ組み合わさった構造形態。座面と背がゆったりとして後ろ姿が美しい大人の椅子になりました。いつもながら宮崎椅子製作所の見えない技術に支えられて形が成り立っています。

ジャパンホームショー 設営完了!


今日は早朝から「大工の手」の展覧会の会場設営。助っ人の工務店さん達の手際よいサポートを頂き、精度の良い空間が午前中で出来上がりました。会場内の建築マルシェには「こいずみ道具店」も出店して新作の黒鉄取手と黒鉄スライド鍵をお披露目します。

IFFT2017 大雪木工


旭川の大雪木工と「大雪の大切プロジェクト」を開始して2年近く。ようやくプロジェクトの一端として製品が出来上がりました。会場デザインのコンセプトは、会場にて大雪木工スタッフに是非聞いてみてください。

■IFFT interior lifestyle living 2017 
大雪木工
2017.11.20-22
10:00-18:00 (22日は17:00まで)
東京ビックサイト
西ホール4 J-25

「眉山の見える家」着々と進行中!


「眉山の見える家」も足場が外れ爽やかな姿を現しました。2階の居室は家族の居場所を点々と配した計画ですが既に家族の気配を感じていい感じです。西側の大開口は大きなデッキに繋がり眉山とテーブル工房kikiが望めます。

IFFT2017 若葉家具


10年前から関わっている広島県・府中市の若葉家具が初めて単独でIFFT2017に出展します。今回は地域の素材「備後デニム」と繫がり、環境家具をお披露目します。

■IFFT interior lifestyle living 2017 
若葉家具×備後デニム×小泉誠
2017.11.20-22
10:00-18:00 (22日は17:00まで)
東京ビックサイト 
西ホール4 J-12

IFFT2017 宮崎椅子製作所


宮崎椅子製作所は久しぶりにIFFT2017に出展します。昨年は徳島での展覧会だったため、今年の秋は東京での展示会になります。新作+準新作がいくつか出来上がり30脚の椅子が勢揃いします。今回も会場デザインを行っていますのでお楽しみに。

■IFFT interior lifestyle living 2017 
宮崎椅子製作所
2017.11.20-22
10:00-18:00 (22日は17:00まで)
東京ビックサイト 
西ホール4 K-31

花びら定規


武蔵美の小泉ゼミの最初の課題は、定規づくり。
長さや重さを測る定規ではなく「感覚」を測る定規です。サイコロ状の木塊の12の角に0.5mmピッチで0.5-6R(半径)を自ら削り、触った感触を数値化して図面に書き込める道具です。感触に意識を持つと同時に加工時に木の小口とコバの硬さの違いや匂いを経験できます。そして、この定規を正確に作るために角のR(半径)を計測する道具が「花びらR定規」。身近な感触を測る事にも使えて、とても便利でマニアックです。この「花びらR定規」でクルクル回るアニメーションを作ってくれたのが、テーブル工房kikiの染ちゃん。こちらもかなりマニアック。

ビルダーズ30号


建築知識ビルダーズ30号のおまけは、厚紙の1ページを切り取って使えるtezawari定規。また、角面を感じて計る「面定規」が角のRを計る定規とセットで読者プレゼントにもなっています。この「面定規」は、自分で角を削ってつくりますので、当選した方は頑張って定規を完成させてください。応募〆切は11月27日まで。

西浦の素材を模索中。


今日は沼津・西浦の現場。間もなく着工で地域の素材を模索中。溶岩、みかん、杉、富士山と、組み合わせに迷います。

Japan Home & Building Show 2017


Japan Home & Building Show 2017に「わざわ座」が出展します。今回も「大工の手|スツール展2017」を開催し全国から31名の大工さんの手仕事が大集合。また、新作の折りたたみ屋台を使った「建築マルシェ」では、堀商店(建築金物)山長商店(木製品)こいずみ道具店(生活用品)エクレア(建築パーツ)が出店します。17日は新建ハウジングの会場で「つくる」をテーマに、わざわ座の取り組みを伝えるセミナーも行います。

ミライセッション2017
家づくりのミライ「つくる」
2017.11.17(金)
15:10-17:00
田中健司|田中工務店
小泉誠|Koizumi Studio
三浦祐成|新建新聞社
東京ビックサイト 東2ホール