日本人にとって「結ぶ」という行為は、実用の他に信仰と慣習という意味があります。そこには「植物」との関わりも深く、自然の中に神を見、畏敬の念をむすびに込めてきました。本展では、日本人の生活に息づく「五節供」のむすびと植物の関係を紐解いてゆきます。年始を寿ぐ正月飾りのむすびと合わせて、美しいむすびの形を覧下さい。 展覧会担当:小泉誠 ■「祈りをむすぶ」 2017.12.27(水)ー2018.1.22(月) 松屋銀座7階・デザインギャラリー1953