
雪中に車での巡業でした。今年は積雪地域の仕事が多い為、生まれて初めてスタッドレスタイヤを完備していた為に滞りなく業務完了です。信濃境は野沢正光さん設計の住宅に納める家具デザイン。家具といっても建築に寄生する小空間をつくっています。現場は大工工事がほぼ完了し家具屋さんとの打ち合わせです。すでに小空間の区画が出来上がり建築との差異が面白くなりそうです。その後八ヶ岳の脇を抜けて小諸へ。こちらはフォームレディの竹原さんと一緒に食堂等でお馴染みのメラミン樹脂食器のメーカーを訪問。メラミン樹脂の技術を生かして木屑と漆を合わせた新素材を開発中で、なにかお役に立てないものかと模索中です。そして、都内に移動して池袋で打ち合わせ。こちらも樹脂系の素材を使ってのプロダクトの開発。めずらしく天然素材ではなく化石素材に挑戦中です!
信濃境-小諸-池袋
安野光雅の絵本展

数ヶ月前から仕込みを続けていた絵本作家、安野光雅さんの全国巡回展が2月25日から始まります。最初は安野さんの故郷の島根の美術館からです。展覧会準備のため週末は徳島のテーブル工房kikiさんでキャプションパネルの製作。今日は藤野の木工家、藤崎さんのアトリエで展示物の最終確認を行ってきました。40歳頃迄木工の先生だった安野さんの絵本には沢山の発想が隠れていて、今回も絵本を沢山拝見して見る度ごとに発見がありました。なによりも物の見方と思考の視野の広さには脱帽です。安野さんの絵本は子供から大人迄、そしてデザイン教育にも多いに役に立つのではないかと思います。来年は授業で使わせてもらおうかな……。さて巡回展は、安野さんの世界を8つの章に編集し、原画と共に楽しくワクワクするような仕掛けを少しだけ用意して、来場者の皆さんに発見と感動をして頂きたいと思っています。展覧会の詳細情報は後日お知らせします。
徳島

今年初めての徳島ワークショップ。初日の宮崎椅子製作所では製品の開発を少しお休みして、地盤固めのための会議と今後の活動についてのビジョンを確認。夜は村澤デザイナーの製品が10.000脚突破のお祝いで、工場内をパーティー会場に設え、全国からも美味しいものが沢山集り、スタッフと関係者の皆さんとともに美味しい時間となりました。2日目のテーブル工房kikiでも製品の開発はお休み。こちらは空間プロジェクトが潜行中です。
現場まわり

今日は朝から現場まわり。朝一番で川越の物件で空間のプレゼンテーション。こちらは山口信博さんとの仕事で、プランも概ねOKを頂き図面作業にとりかかれます。その後、北本心ノ診療所の現場確認。こちらも順調で今月末に引き渡しが出来そうです。最後は東京ビックサイトのギフトショー/能作ブースへ。しばらく外から見ていましたが、常に人が入っている盛況状況が続き、新たな受注も沢山頂いているようです。閉館後はブースの撮影。ナカサ&パートナーズの辻谷さんにしっかりと撮って頂きました。さて、明日からは久しぶりの徳島ワークショップで、ものづくりの地盤を固める2日間になりそうです。
Gift Show 2011 SPRING 能作

明日2月1日より東京ビックサイトで始まるGift Show 2011に高岡の能作さんが出展し会場構成を行います。先程設営が終了し、ショーケースのようなブースが出来上がりました。
■Gift Show 2011 SPRING
2011.2.1(火)ー4(金)
10:00-18:00(最終日は16:00まで)
東京ビックサイト
「能作」
西3ホール 3051+3052
国立代々木競技場

パリからの朝一便で羽田に早朝着で無事帰国。羽田空港から深夜早朝の発着が可能になったために時間のロスが無くなり、到着後すぐに仕事ができて気分的に快適です。羽田空港から事務所に帰る途中、某雑誌の取材準備の為に国立代々木競技場に寄り道。この建物は1960から計画開始で1964年のオリンピックに合わせて竣工。建築家の丹下健三さんと構造家の坪井善勝さんによる吊り構造の建物で美しいコンクリートの表情が特徴。そしてなによりもランドスケープが秀逸で日本独特の「際」のデザインをヒューマンスケールで徹底的に行っている。数日前にfirminyで見たコルビジェの青少年と文化の家(1959年)も天井が吊り構造+コンクリート。そしてラ・トゥーレット修道院(1953年)でもコンクリートならではの造形を多用。ピロティー部分の処理では国立代々木競技場と印象の近い造形も見られた。1950年代後半にフライ・オットーが吊り構造についての研究を発表して以来、吊り構造は当時の最先端技術で、その先端技術に挑戦している東西の建築家の姿を半世紀後にほぼ同時に体感する事が出来ました。ちなみに、firminyのコルビジェの家具デザインはシャルロット・ペリアン。国立代々木競技場の家具デザインは剣持デザイン事務所で、家具デザイナーの役目がきちんとしていた良い時代です。
ラ・トゥーレット修道院

駅から坂道を徒歩25分、夕刻前にラ・トゥーレット修道院に到着。早速陽が沈むまでの時間を礼拝堂で佇み空間の変化を堪能。夕食は芋煮と豆とズッキーニに鳥肉煮とかなり質素ながらもワインはOKで食後は山盛りのチーズで満腹。宿泊は我々だけでしたので神父さん達と一緒に静かな夕食となりました。食後は再び暗闇の礼拝堂へ。なんと月あかりでぼんやりと空間 が浮かび上が感動的な時間でした。宿泊部屋は天井高はモデュロールの2260mmで部屋巾はさらに狭いコルビジェの身体感覚を体験。トイレとシャワーは共同でありながらもお湯が出ずシャワーは断念。朝一番も暗い時間から礼拝堂へ。この時間は闇から空間に色を感じ始めるまでを体感。ともかく自分の家のようの自由にラ・トゥーレット修道院を歩き回れて、最高に贅沢で幸せな時間を過ごしました。
Firminy Le Corbusier

今日は休暇をいただいてリヨンの郊外Firminyのコルビジェ建築群へ。ここには1950年代のスタジアム、ユニテダビタシオン、プール、青少年と文化の家、そしてサンピエール教会堂がある。この教会はコルビジェが生前に着工しながらも予算が尽きて工事が止まっていた教会で、最近寄付金が集まり工事が再開して2007年に完成。こちらもじっくりと体験してきました。細かな報告は帰国後お知らせます。
この後は、ラ・トゥーレット修道院に向かい宿泊してきます。ちなみに今日の気温はマイナス7℃です。
Maison & Odject 3日目
Maison & Odject も中日をむかえ能作会場も相変わらずの高打率を続けています。会場には日本人の出展者やバイヤー、デザイナーも多く、なにやら日本にいる時よりも多くの知人に出会いました。午後からは現在開発中の食器に北欧のデザイナー、ドナさんに絵柄を起こしてもらう為に開発スタッフ共にドナさんとミーティング。こちらも楽しい食器になりそうです。
蚤の市

土曜日の朝は蚤の市ヘ。市内の洒落たお店よりもよっぽどワクワクします。今回も測る道具と建築金物を中心に幾つか連れて帰ります。午後は郊外のサヴォア邸ヘ。こちらは幾つか気になっていたディテールの確認が出来て改めてコルビジェの執念に敬服です。