
アスプルンドが90年程前に計画した市立図書館。立方体に円筒のシリンダーを組み合わせただけの単純な構成で、中央のシリンダーの内側の壁面全てが三層の円筒状書架となり、シリンダーの壁の裏がストック。立方体とシリンダーの隙間が図書コーナー、Kidsコーナー、事務所等の機能になっています。雪国で日照時間が短い時期が多い為に陽の光を入れる工夫も多く、書架スペースではハイサイドライトをかなり高い位置に取り付けて書架に直接光があたって本を痛めることなく採光の計画をする等、形に見えない工夫を沢山していました。ふと心配したのは本が増えたときはどうするのかと思いきや、外に出ると既に隣の敷地には別館がいくつも出来ていて、現在も新図書館のコンペを行いこの図書館との関係等を含めて喧々諤々ともめているそうです。
ストックホルム市立図書館
Stockholm Furniture Fair 2010

Stockholm Furniture Fair は、ストックホルム郊外の会場で行われるミラノサローネとならぶ家具イベント。ただこのご時世なのか家具メーカーは少々元気の無い印象。目立ったところではファブリック系メーカーの新たな試みと色使い。そしてミラノサローネでいうサテリテ的な場所での若手デザイナーの提案。地元のデザイン、建築学校の学生たちの発表も見る事が出来ましたが北欧のイメージが変わる微妙な印象に終わりました。
地下鉄

ストックホルムの地下鉄は工夫が一杯。洞窟のように掘削したままの壁を様々な色でペインティングをしたり、錯視絵を羅列して奥行き感をだしたりとセンスの良いアート表現が目立ちます。そんな中、床に方位のマークが書かれています。自分の行きたい方向をこの方位マークで確認すると電車を間違える事がまずありません。お日様が見えない場所でのちょっとした工夫です。
森の火葬場

厳寒のストックホルムから帰ってきました。最初の訪問地はアスプルンドの森の火葬場(墓地)。アスプルンドが最晩年に設計を行ない1940年に完成。その後間もなく亡くなったアスプルンド自身もここに眠っています。遺族を思う気持ちから様々な試みを行ない森の中に静かに佇む建物をいくつも点在させ、家具、照明、建築、ランドスケープと全てのデザイン行ない見所満載。当日は雪で真っ白な世界にぽつんと立った十字架が我々を迎えてくれ、感動と安心が入り交じった人の居場所を感じる静かな森でした。
それから、今日はこれから10年の為の大きな出来事がありました。この件は夏前にはお知らせできると思います…….。
佳境
Plantationが春の出店時期をむかえ全国数カ所に計画中。京都の扇子屋さん、都内の和物屋さんの計画も佳境を迎えなんだかインテリアデザイン事務所のようです…..。3月からは新たなプロジェクトが控えていますのでスタッフ一同で気合いを入れて乗り越えます。さて、そんな最中これからストックホルムに行ってきます。宮崎椅子夫妻、村澤デザイナーと共に今後のビジョンを見つけに旅立ちます。
デザインの現場 / 2月号

デザインの現場2月号に十和田現代美術館で行なわれた「新包結図説・展」について詳しい記事が紹介されました。ページのタイトルは「美術館の展示ってむつかしいですか?」です。ちなみに「デザインの現場」は4月号をもって休刊となるそうです。学生のころからの馴染みもあり新鮮なデザインの情報を伝えていたメディアだっただけにとても残念です。
翼の王国 / 2月号

全日空の機内誌「翼の王国」今月号のコラムのお題は「デニム」です。広島県福山市のデニム工場と家具工場を訪ねて「アメリカ生まれの日本育ち」と言う切り口でライターの長町美和子さんと話を進めています。写真は村角創一さん。
gift show 2010

明日からギフトショーが始まります。今日は早朝からスタッフ一同で会場設営。今年は京都の公長斎小菅でminotakeシリーズとして竹を広げてつくった展開皿がお披露目となります。設営終了後には京都へ飛んで3月オープンのお店の打ち合せ。そしてすぐ帰京と、久しぶりに慌ただしい一日でした。
フランスの道具

パリの街中で見つけた使い込まれた古い道具。白磁の滑車以外は全て測る道具です。やっぱり職業病ですかね。
maison-objet 2010 / 能作

maison-objet 2010 に高岡の能作さんが初参戦。9月に事前視察とプレゼンテーションを行い万全の体制で挑みました。場所は3m×3mと小さなスペースですがkoizumi Studioで仕込んだ材料を船便で送り現地で組立てて簡素で日本的な会場が出来上がりました。そしてプロダクトにも錫に金箔を施した今迄に無い印象の器も製作。その結果、地元の三ツ星レストランや某インターナショナルブランドからの話等を含め、パリ市内のお店に二店舗置かれる事も決定。本当にハードな数日でしたが能作さんを含め日本側スタッフと現地スタッフの息も合い素晴らしい日々が過ごせました。皆さん本当にお疲れさまでした。