昨日から東京ビックサイトでInterior Lifestyle 2016が開催中。今年も幾つか関わりました。会期は明日迄です。
■能作:会場デザイン
■家事問屋:会場デザイン+新製品(スパチュラ3種+ホットサンドパン)
■e-oct:新製品(スポンジワイプ「礎」)
Interior Lifestyle 2016
kitokiで福山
最近の若葉家具は箱物屋さんなのに椅子を大量に製造中。箱物屋さんでも丁寧な仕事で座り心地の良い椅子が出来上がります。ミーティングでは幾つかの模型と図面をもとに今シーズンのビジョンがみつかりました。
BC工房で設営完了!
本日からBC工房ふじのリビングアートギャラリーで「地味のあるデザイン展」が開始しました。一昨日は朝から設営作業。BC工房のスタッフと元BC工房のAランチの二人も応援設営で作業は順調に進みます。昼食は店主の鈴木恵三さんの賄い飯の牛丼。昨日の賄い飯の角煮も混ざりかなり美味しいランチでした。展覧会は7月18日までですので初夏の藤野を堪能してください。
設営完了!
明日から始まる「漆+素材=性能」展の設営が無事に終わりました。素材の新たな可能性が垣間見れたら幸いです。
漆+素材=性能
展覧会の企画を行いました。漆という素材を高級素材としてではなく日常の素材として捉え、ステンレス.土.硝子.竹.布.木.真鍮.紙.板.革.石.樹脂と12の素材に漆を施す事で生まれる「性能」に目を向けています。友人の桐本泰一さんと6ヶ月をかけて準備と実験を重ねた渾身の展覧会です。また展覧会後半では「漆+木=保温」という性能を活用したアイスクリームカップをデザインして発売します。せひとも会場に脚を運んでください。
■漆+素材=性能(伝統の未来|06|漆)
会期:2016年5月18日(水)-6月13日(月)
午前10時〜午後8時・最終日午後5時閉場・入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー
企画+会場デザイン:小泉誠
監修:桐本泰一
協力:高岡市デザイン・工芸センター/富山県総合デザインセンター
輪島キリモト/佐久間年春/菅原工芸硝子/山口信博/日本デザインセンター
地味のあるデザイン展
昨年出版した書籍「地味のあるデザイン 」にちなんだ展覧会を開催します。会場となるBC工房ふじのリビングアートギャラリーは、アートと生活用品と無国籍をMIXした不思議なギャラリー。芸術の町<ふじの町>に2015年7月オープンしたばかりです。
トークイベントでは小泉が家具デザインに向かい合うきっかけとなった「星亀椅子ワークショップ」に参加していたメンバーが集合してデザイン談義を行います。
■地味のあるデザイン展
2016年5月20日-7月18日の水・金・土・日曜日(最終日7月18日はオープン)
BCエ房 ふじのリビングアートギャラリー
神奈川県相模原市緑区牧野4707
■トークイベント
2016年7月2日
1.13:30-14:30
こいずみの素ギャラリートーク
小泉誠×中野照子
2.15:00-16:30
1999年の星亀ワークショップ
進行:内田みえ
南雲勝志.村澤一晃.小泉誠.長町美和子.星野勇
今年のmilan
宮崎椅子製作所のミラノ展が終わって随分が経ちますが今年の様子をお知らせします。今年は宮崎椅子製作所の代表的な椅子「pepe」と「UU」を中心にデザインの系譜を伝える展示。会場はダンボールの柱を並べて大きな二枚の曲面で仕切っただけの空間に4つの領域を作り系譜を伝えてきました。
Living Art in OHYAMA 2016
Carlo Scarpa
ミラノでの休日を利用してベネチアでスカルパの2作を探訪。olivettiのショールームは現在はスカルパの建物を見せる有料施設。スカルパらしい手間ひまを掛けた秀作で、空間が保存される理由が分かります。美術館ではインテリアとランドスケープのデザイン。機能のためのディテールに「これでもか!」というくらいの情熱を傾けています。その結果、持続可能な空間となり現在に至っているということです。
(写真後日UP)
Aldo Rossi + Gio Ponti
ミラノで会期前の時間をつかってちょっと寄り道。今回はアルドロッシの集合住宅とジオポンティーの教会。集合住宅はアルドロッシの理念とともに強い感覚を感じる良い空間。ただ、建築と人の関係を気にしていない様が1970年という時代を感じます。ジオポンティの教会も随所に個性を感じながらもコンセプトが勝る建築。この建物も1966年完成と集合住宅と同時代の建築。