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IFFT/kitokiとAXIS/宮崎椅子製作所の展示会も連日大勢のみなさんにいらして頂き多くの縁を頂いています。昨夜の宮崎椅子製作所のプレオープンは取引先の皆さんを主としたパーティーでkitokiのメンバーも含めて九州から北海道まで沢山の販売店仲間の皆さんが集って頂き大盛り上がりの夜となりました。会の終了後片付けをして宮崎スタッフと内輪で一杯と思いAXISの出口に出たところ、販売店仲間20数名が外で待ち構えてくれて再び大宴会となりました。本当にありがたく嬉しい会でした。さてIFFT/kitokiとAXIS/宮崎椅子製作所ともに明日迄の会期になります。そして2会場とも会場構成を担当していまして、kitokiは4mの赤い壁、2.7mの白い壁、1.8mのピンクの三枚の壁のみの構成で4メーカーのアイテムを編集。IFFTのメイン入口際の場所ということもあり「囲う」のではなく「仕切る」空間をつくっています。宮崎椅子製作所はAXISの床/壁真っ白の空間に、3枚の大きな杉パネル+光のみで空間を構成。2枚のパネルは高さの違う床となり椅子のステージに。1枚は壁面となり今回の主役である「ノックダウンチェアー」の背景として利用し、その裏側をカウンターとして機能させています。「杉」の役目は真っ白い空間の中に「日常」を感じさせるものです。
それにしても今年は「会場構成」の仕事がいつも以上に多かった一年です。「安野光雅展」「加藤久仁生展」は作家の作品に惚れ込み、ぜひ伝えたいとの思いで進めた仕事。そしてその他10数件の会場構成は自らの製品を伝える為の仕事。どちらも思いを込め手塩に掛けることで気持ちが伝わるんだなとあらためて実感です。