広谷純弘さん設計の保育園椅子の制作のために和歌山に行ってきました。和歌山は広谷さんの故郷でもあり広谷さん設計の「ニットとおもちゃの博物館」を見学。ニットの編み機の変遷や実際に自動編み機が動いている様は本当に面白くライブ感溢れる博物館です。おもちゃも北原照久コレクションで編み機同様「動く」仕掛けのものを展示。こちらも素晴らしい。そしてなによりも博物館の壁面がニットで編まれてふかふか。その中に光が仕込まれ美しく楽しい博物館でした。さて肝心の保育園椅子ですが、無事に一次試作が完成。幾つか修正点はあったものの和歌山の桧材を使用した軽量で強固な椅子が出来上がりそうです。当日は広谷さんお薦めのフレンチで地元の幸を満喫。ほろ酔い気分で夜行バスでの帰京となりました。