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展覧会で大忙しなのですが、そんな最中、全日空機内誌「翼の王国」の取材で世界一の四尺玉を打ち上げる新潟片貝の花火を体験してきました。今回の取材先は花火の玉皮を段ボールの端材をつかって作っているフーゲツさん。会長の安達さんも花火が身体に染み付いている一人です。ここの花火は東京近郊のイベント的な花火とは違い、花火一玉に厄払いや豊作祈願等の思いと役目があり見るだけの花火とは違う感慨深い花火です。ここでは昼間にも三尺玉の大きな花火をあげ地元の70歳の人の為のお祝いと祈願をします。この花火が白煙に色が付きとても美しいのです。そして何よりも今回の取材先のフーゲツさんが玉皮製作10周年ということでお祝いの花火を用意していました。本来ですと前日に打ち上げる予定でしたが、我々が取材に来る事を知ると日にちを変更して打ち上げてくれました。自分たちへの気持ちが入った花火は心に染入る連発花火でした。