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この時期の国立は蝉だらけ。事務所帰りの夜11時過ぎになると大学通も桜通りも蝉の羽化がいたる所で行われています。道を歩くのも幼虫を踏んづけてしまうのではないかと気をつける程。地中に5年もいて、ようやく出て来た幼虫がこれだけいるということは、地中にはこの5倍の幼虫が…..。大地と生命のエネルギーが身近に感じられる日々です。
さて、今年もお盆の時期になり、ゆっくりしっかりと仕事に関われる時間が到来。といいつつもこの時期は大忙し。毎年8月末のLiving Art in OHYAMAの準備とPlantationの出店時期が重なります。Living Art in OHYAMAの準備は、事務所もばたばた、学生とのミーティングでばたばた、さらにOBとのミーティングも度々行われ、いつもの夏という感じです。そしてPlantationも所沢、新宿、名古屋とつづきます。どちらもいつまで続くのか分かりませんが、役目があるうちは目一杯頑張ります。そして今年は、9月に十和田市現代美術館で「加藤久仁生展」、10月に21世紀美術館で「作る力」、11月にAXISで「宮崎椅子製作所の新しい椅子展」と毎月会場デザインがつづきます。なにはともあれ、空間デザインは家具デザインには欠かせないトレーニングとなります。蝉のように5年位の先を見据えて、しっかり負荷をかけて鍛えたいと思います。