能登合宿では貫場さんお勧めの、最古の製塩法「揚げ浜塩田」で無形文化財に指定されている「角花」さんへ。400年前から変わらぬ製法で出来上がった塩は、何とも言えない旨味があります。その後、並びの塩田で体験が出来るとの事で、貫場さん広谷さんと三人で塩づくりに挑戦。ただこれが想像を絶する重労働。炎天下の中、砂をはいて集めて、木のスコップのような道具でその砂を桶の中に入れ込んで、海から海水を運んで砂に撒いてと……。二時間程の労働で苦しさのあまり海に飛び込んで逃げたくなるくらいです。塩を吹き出しながら塩をつくるとは、なんとも滑稽な三人組でした。