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隣町の立川市新庁舎が一昨日開庁しました。2年程前にこの建物の設計者野沢正光さんから声がかかり家具のデザインをさせて頂きました。プレキャストコンクリートで組立てられたダイナミックな空間の中で、役場と市民をつなげる装置として力強くタフな存在を求められました。立川市は多摩地区の拠点でもあり創造以上の規模と量の仕事となりましたが、こつこつと時間をかけて積み重ねていった結果が成果として現れてたように思います。素材は地域の杉材をJパネルに仕立てて活用したりシナベニヤやスパンドレルを使ったりと、野沢正光さん好みの工業製品を多用した潔い家具が出来上がりました。