木に関る仕事をしていて、いつも気になっていた屋久島の「縄文杉」にようやく会いに行けました。縄文杉は樹齢3.500年〜7.000年とかなり大雑把なところも気にる。朝4時半に宿を出発して登山開始が6時でまだ真っ暗、本格的登山未経験で運動不足の状態なので、かなり無謀な挑戦でした。トロッコ軌道の緩やかな坂道を2時間半、その後先の見えぬ急階段や石垣を昇り、出発5時間後に「縄文杉」になんとか到着。ともかく杉の姿ではなく化石化した異様な物体が生きているという凄まじい姿。縄文杉以外にもこの一帯全てが緑色の苔に包まれ、疲労も重なってか霞の中を歩いているようでした。結局10時間歩き続けてなんとか帰還。今年は塩田体験に縄文杉体験と節目の年に良い苦行が出来ました。