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久しぶりの広島です。明日8月6日の原爆の日を前にして広島平和記念資料館の前では式典の準備がすすめられています。丹下健三の設計で1955年開館した広島平和記念資料館は、当時の建築の流れでもあるピロティーを持つ建物です。なんといってもこの建築の魅力は建築を支える柱のディテール。人の流れや視覚に対してとてもデリケートでありコンクリートという素材を見事に生かした美しい形態をしています。この建物と代々木体育館を見るたびに「素材と戦っている!」と刺激を受けます。その後、広島オリエンタルホテルへ黒田征太郎さんの個展を見に行くと、偶然にもライブペインティングの当日で久しぶりに征太郎さんにもお会いする事が出来ました。残念ながら新幹線の都合でギャラリーには10分間の滞在時間でライブを見ることなく次へと移りました。