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今年の Living Art in OHYAMAも無事に終了しました。相変わらず盛りだくさんなメニューで充実した内容となりました。コイズミデザインワークショップでは「木とあそぼう!」と銘打ち、穴空きの200×200×t12mm(200g)の杉の間伐材から卓球のラケットをつくり皆で勝負をしました。大人から小学生まで混ざったワークショップでの製作ルールは「重さ」。12歳の小学生は160g,22歳の大学生は50g,42歳のおじさんは120gと年齢ごとに重さを変えて様々な大きさや形のラケットが完成しました。なかには軽量化の為に穴あけする等こそくな手段も…..。勝負の結果は小学生達の大活躍で終了。ちなみにこの板に大きな穴があいていた理由は、ラケットとして「持つ」ための記号と、その後他の道具となるためです。ご覧の通りその後は鍋敷きとして活躍してもらいます。「杉」という素材を知り、重さと柔らかさを身体で感じ、その記憶を身近な道具として留めていくことが今回のワークショップの目的でした。