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1昨年は冬期休暇のため見る事が出来なかったインゼル・ホンブロイヒ美術館は、デュッセルドルフ郊外の広大な湿地帯にパビリオンや彫刻が点在した個人コレクターの美術館です。緑と水と風と鳥の声がさわやかで素晴らしい環境で、作品もミロ.カルダー.セザンヌ.ジャコメッティー.リートフェルト.イブクライン……..などの名作だらけですが、作家名も作品名も表さずに無造作に点在し純粋に作品と関われる環境が素晴らしい。今回はデザイン評論家.柏木博さんとの散策で解説付きの贅沢な時間となりました。最後のパビリオンはオーガニックの食堂。なんと入場料にランチ代が含まれて好きなものを食べ放題というところも嬉しい。帰りには2kmほど離れたランゲン美術館へ。こちらはコンクリート打ち放しの日本人建築家の建物。水と緑と風が同居しながらも人工物の圧迫感を感じ早々にこの地を後にしました。