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2回目のシンポジウムはビトラの敷地内にあるザハ・ハディット設計の消防所の中で行われました。この建物は数十年前にビトラ社が火事で燃え、その後建物を再建したものの近隣に消防署が無く同じような被害を避ける為に自社で建てた消防所です。この建物には水平垂直の壁が無く、消防士の平衡感覚がおかしくなるとの理由で廃止されたとの噂もあるくらい複雑な壁の構成です。今迄消防車が置かれていた駐車場で行なわれたシンポジウムは「グローバリゼーションと地方の力」をお題にして、日本組が3名ヨーロッパ組が4名で行なわれ、それぞれの価値観からとても興味深い話が繰り広げられました。