
週末は札幌でクラフトコンペの審査会。今年は「乾杯」がテーマで幅広い作品が集まりとても楽しい審査でした。久し振りの札幌ではどうしても見たいものがあり審査前にちょっと寄り道。今進めているプロジェクトで柳宗理さんの著書を読んでいることと、父が関わっていた札幌オリンピックの空気感を味わうため真駒内の聖火台を見物。柳宗理デザインの聖火台は朽ちかけているものの40年前の姿そのままでモダニズムの塊の上に置かれた小さな有機形態はとても美しかった。
札幌で柳宗理
鶴岡のきびそ・侍絹

明日から松屋銀座7階デザインギャラリー1953で「鶴岡のきびそ・侍絹」の展覧会が始まります。「きびそ」とは、蚕が繭をつくる時に最初に吐き出す張りのある太い糸です。通常は粗い繊維で捨てられていたものを、テキスタイルデザイナーの須藤玲子さんたちが5年がかりで製品に仕上げています。この展覧会の会場構成を担当しました。「きびそ」という素材を初めて知り、須藤さんの斬新で美しい布に触れることができ良い機会となりました。
■鶴岡のきびそ・侍絹
2014.5.14(水)ー6.9(月)
10:00-20:00
松屋銀座7階デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティ
デュレクション:須藤玲子
会場構成:小泉誠
「木で出来た冒険道具」のスケッチ募集!
今年の夏も富山でLiving Art in OHYAMAが行われます。そして10回目となった「木で出来た冒険道具」のスケッチコンペ募集も始まりました。森林が93%の地域で行われるイベントに合わせて、全国の小学生から「木と出会える冒険道具」のスケッチを募集し、優秀作品12点のスケッチを、武蔵野美術大学、東京理科大学、富山大学の学生達が現物の作品に仕上げます。子供達のスケッチには沢山の「賞」が用意してありますので、全国の皆さんどしどしご応募ください。
http://210.166.11.4/etc/ohyama/livingart/index.htm
土気で撮影

大工の手の展覧会が終わって少々放心状態でした。大工の手は前向きなサポート施工会社が6社集まり活動の試運転が開始しました。試運転で問題を洗い出して半年後の本格的スタートの準備を進めています。そして、久しぶりの家づくりだった「土気の家」の撮影が本日朝から行われました。カメラマンはナカサ&パートナーズの辻谷さん。庭は施主さんのご苦労のおかげで芝生が生き生きとした緑のカーペットで気持ちよく撮影スタート。三時頃には急に天気が変わり、雹+雷+突風が来たと思いきや、一時間ほどで虹が出て夕方のベストショットが撮れました。
フォームレディ新社屋

夏も近づく八十八夜ですが、3月6日に芦屋のJクオリアで行われた「36展」の余韻もまだ残る中、36展で展示された36段の階段板が納まるフォームレディの新社屋の上棟式が一昨日行われました。面積は小さいながらも鉄骨4階建ての立派な骨格が立ち上がり、6月末の竣工に向けて急ピッチで現場が進みます。36プロジェクトに参加して下さった皆様、どうぞご期待くださいませ!
Plantation 千葉そごう
Plantationのお店のデザインに関わり13年が経ちます。「自然で安全な身近な素材」にこだわり13年間ほぼ同じイメージの店作りでPlantaionらしさを作ってきました。先週は千葉そごう店の引き渡しで今シーズンの国内店舗は無事終了。残るは台北店のみとなりました。台北店は百貨店の既存設備が十分ではなく、その設備を補足する為の構造材がお店の骨格となっている面白いお店になりそうです。
「こいずみ道具店・銀座出張所」と「贈りたいギフト・私の贈り物」
銀座松屋7階で2つのイベントに出展中です。ひとつがデザインコレクション「こいずみ道具店・銀座出張所」でキッチンツールを中心に出品しています。もうひとつがデザインギャラリー1953で行われている「贈りたいギフト・私の贈り物」。永井一正さんディレクションで20名のクリエーターが夏に見合う贈り物をセレクトして展示販売をしています。会期は、2014年4月16日(水)-5月12日(月)です。
「わざわ座」で「大工の手」

家を建てた大工さんが、その家の為の家具をつくり、作り手と使い手を繋げる活動「大工の手」のお披露目会が週末に行われました。初日のプレス発表とメンバー募集会では、北は北海道、南は九州まで、全国から集まって頂いた多くの皆さんに賛同と応援の声を頂きました。二日目の一般公開も大盛況。大工の秋山棟梁、住宅ジャーナリストの三浦さん、そして小泉とのトークセッションでも「大工」と「職人」の状況が少しは伝わったのではないかと思っています。この活動は直接お金儲けに繋がるものでなく「良心の活動」になります。伝わるのに20年くらいは掛かるかなと思いますが地道に持続していきたいと思います。そして、この活動の立ち上げを一緒に行った、相羽建設の皆さん、住宅ジャーナリストの三浦さん、本当におつかれさまでした。
パリで一服
宮崎椅子製作所のミラノ展も無事に終了。最終日はなんと750名もの来場者で大賑わいでした。宮崎社長も疲れからか最後は現場でダウン。小泉もソファーの段ボール箱の中でダウン。結果的には病気がちなムラサワさんが一番元気で会期を終えました。搬出翌日早々に帰国で、経由地のパリでは原研哉さんと20年前初めて家具の製品を作ったRFヤマカワの山川さんに遭遇。山川さんとは一杯やりながら良い話ができました。現在シャルルドゴール空港で5時間待ちの時間つぶし中です。
milan salone 2014

宮崎椅子の展覧会も二日目を終了しました。一昨年の初年度は毎日100人くれば良いところでしたが、今年は初日が450名。二日目が580名と圧倒的に来場者が増えています。多くの声では毎年同じ場所で行っているため、この場所と宮崎椅子を覚えてくれている来場者が沢山います。メディアからの取材もあり「石の上にも三年!」ではないですが、三年間地道に持続した成果が明らかに出始めています。さてこれから三日目の会場に出発です。