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歩座/AYUMIZA

巡業の最後は高山の日進木工。ここでは開発に二年近くかけて出来上がった子供椅子「歩座」がようやくお披露目となりました。日進木工らしい脚に成型合板の座背を取付けただけのスタッキングチェアーです。色は赤.青.黄なのですが、かなり渋い色を出していただき、生活に馴染む事を心掛けてみました。

飛騨のクラフト展 2009

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Living Art in OHYAMAが終了後、直ぐに高山に飛んで飛騨のクラフト協会の展示会の会場設営でした。今回は500個近くの段ボール箱を積んでの空間構成。クラフトメンバーもほぼ全員集まって頂き皆での会場設営となりました。メンバーの皆さん本当にお疲れさまでした。初日のクラフトセミナーでは、地元のガラス作家安土草多さんとのトークライブを行い、新潟のハーズショップ、大川の丸徳家具、徳島のkikiさん達にも参戦して頂きライブ感のあるトークになりました。ちなみに前半はVEGAが出来る迄のはなしで会場にはVEGAの貫場さん、kitokiの皆さんも来てくれました。
■飛騨のクラフト展 2009
2009.9.2(水)-6(日)
10:00-18:00(最終日17:00迄)
岐阜県ミュージアムひだ第3展示室

Living Art in OHYAMA 2009 終了

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今年の Living Art in OHYAMAも無事に終了しました。相変わらず盛りだくさんなメニューで充実した内容となりました。コイズミデザインワークショップでは「木とあそぼう!」と銘打ち、穴空きの200×200×t12mm(200g)の杉の間伐材から卓球のラケットをつくり皆で勝負をしました。大人から小学生まで混ざったワークショップでの製作ルールは「重さ」。12歳の小学生は160g,22歳の大学生は50g,42歳のおじさんは120gと年齢ごとに重さを変えて様々な大きさや形のラケットが完成しました。なかには軽量化の為に穴あけする等こそくな手段も…..。勝負の結果は小学生達の大活躍で終了。ちなみにこの板に大きな穴があいていた理由は、ラケットとして「持つ」ための記号と、その後他の道具となるためです。ご覧の通りその後は鍋敷きとして活躍してもらいます。「杉」という素材を知り、重さと柔らかさを身体で感じ、その記憶を身近な道具として留めていくことが今回のワークショップの目的でした。

無印良品のマイバッグ

無印良品池袋西武が9月18日にリニュアルオープンします。オープン記念として34人のクリエーターが「無印良品」のイラストを描いた布製マイバッグをつくりました。このバッグは18日から27日迄行なわれる「無印良品の理由展」の会場のみで展示販売されます。1枚100円で売上金は「CCC自然文化創造会議/工場」に全額寄付されるそうです。

継がれ継ぐ

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VEGAでは8月27日から31日まで、龍生派副家元の吉村華洲展「継がれ継ぐ」が行なわれました。土の間では間伐されたサルスベリの枝が連立し、水盤の中を覗き込むと水中に木立があるかのような姿を作り出していました。紙の間では鋭利な先端をもった花の茎が何本も何本も宙に浮き、紙の間の空気を動かしています。何処にでも誰にでもという商業的なアートが散乱している中、この場に向かいこの場でしかできない表現を見る事が出来、貫場さんとVEGAをつくって本当に良かったとつくづく感じました。

巡業終了

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ようやく事務所に戻りました。26日に高岡に入り2日間かけて高岡クラフトコンペの審査会。ここ数年クオリティーは高くはなっているもののピンと感じるものが少なかったのですが、今年は久しぶりに正統的で大胆かつ繊細な仕事に出会う事が出来ました。その後富山ガラス造形研究所の渋谷良治さんのところに伺いANA機内誌翼の王国のコラムの取材となりました。

巡業

明日からしばらく巡業です。26-27日は高岡で高岡クラフトコンペの審査会。ここ数年高山の家具展と重なり伺う事が出来ませんでしたので今回は久しぶりの参加です。高岡クラフトコンペは若手の登竜門的な役目を担っていますので審査がとても楽しみです。28日からは富山大山地区でのLiving Art in OHYAMA 2009の準備と本番。30日のワークショップでは杉板+木っ端を使って卓球のラケットをつくり特別ルールでの卓球大会を行う予定です。特製トロフィーも用意していますので参加予定の皆さんはお楽しみに!(ワークショップはまだ数名空きがあります)その後31日からは「飛騨のクラフト展」の会場設営で高山へ。この時期高山では家具の大きな展示会があり、今回は家具の販売店の皆さんに「飛騨のクラフト」を見て知ってもらう為の展示をします。クラフトマーケットも開催しますので、家具に関る皆さんぜひぜひ見に来てください。会期は9月2日からです。

新作?

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テーブル工房kikiでのワークショップでも?な新作が出来上がりそうです。今回は1週間前に板が2枚とメモが送られてきて「これくらいの厚みの木が沢山あるんだけど」と。事前に考えては見たものの当日は板を削りながらの形探しで、ようやく道具の形になりそうです。きちんと形になるのは次回のワークショップ以降になると思います。今回は2年前からプレゼンしていた10cmの定規付キーホルダーの試作も出来上がり、こちらはすぐにでもデビューが出来るとは思うのですが、kikiの皆さんいかがでしょうか?

新作試作

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週末は恒例の徳島ワークショップ。宮崎椅子製作所では久しぶりに試作が2つも出来上がり良いワークショップなりました。今回の試作も宮崎椅子らしい何でもないけど難しいものになっています。それから大変お待たせしているROKUが再度強度検査にトライできる状態迄出来上がりました。宮崎椅子の皆さん本当にご苦労をおかけします……..。

asahineko

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昨日は朝6時からリビングアート冒険道具コンペの学生ミー ティング。その後岐阜の付知で地元の木工メーカー3社とデザイナー村澤一晃+小泉誠が一年半関わってきたasahinekoの打ち合せ。こちらは11月のデビューに向けて着々と準備が進んでいます。試作も既に出来上がっているもののまだお披露目できないのが残念ですが、この地域らしく個人的にも「欲しい!」アイテムが沢山出来上がってきています。

ワークショップの受付中

夏休み恒例のLiving Art in OHYAMA 2009が8月29-30日、富山市大庄コミュニティーセンター(設計/広谷純弘.家具デザイン/小泉誠)で行われます。学生達はコンペ出展作品やフリーマケットの商品づくりに夢中で、我々スタッフは当日の段取りで大忙しです。さて、現在ワークショップの予約受付中です。すでに定員になったワークショップもありますので事前の予約をお願いします。
■8月29日(土)
13:00-15:00  2000円 身近に花を/吉村華洲(龍生派副家元)
13:00-15:00  1500円 絵本をつくろう/長友啓典(イラストレーター)
15:00-17:00  4000円 親子で料理/石川秀樹(神楽坂石かわ/店主)
15:30-17:00  1500円 苔玉をつくろう/大井仙樹園
12:00-17:00  2500円 トンボ玉/水馬行夫
■8月30日(日)
10:00-11:30  1500円 木であそぼう/小泉誠(家具デザイナー)
12:30-13:50  1500円 紙袋を折りかえる/山口信博 山口美登利
13:00-15:00  1500円 森の仲間の家づくり/広谷純弘(建築家)
13:00-15:30  1000円 ぞうりを作ろう/地元有志
10:00-15:30  2500円 トンボ玉/水馬行夫
●問合せ+申込先
富山市大山総合行政センター
総務振興課 総務振興係 
TEL 076-483-2537(内線4412) 
FAX 076-483-3081
mailto:morikawa.tomotoshi@city.toyama.lg.jp

大掃除

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国立の空もようやく夏らしくなりました。世間はお盆休みに突入しましたが、こいずみ道具店は真夏の大掃除です。なにやら一昔前は井戸洗いと言って夏にも大掃除をしたそうです。年末は仕事も慌ただしく掃除も身の回りの表面的なところしか出来ませんでしたが、お盆中は電話もなく仕事の区切りもなくじっくりと取りかかれます。今回の大掃除のテーマは「無くす」で、棚の中やら倉庫の中の不要になったものを一掃しました。事務所の中は塵の山となり申し訳ない気分ですが、次へ向けての良い準備ができました。

飛騨高山

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飛騨高山では9月2日から恒例の家具の展示会とクラフトの展示会が行われ、その準備のために高山入り。今年は飛騨のクラフト協会が20周年ということもあり展示会の会場構成を行ない最終の打合せです。日進木工では今回発表の新作子供椅子が生産に入っていました。この子供椅子、日進らしくシンプルで渋い椅子になっています。それから、日本デザインコミッティー+飛騨春慶プロジェクトも進行中。その経過の確認で塗師の滝村さんのところにもお邪魔しました。ばたばたの出張でしたが9月に向けて進みます。

Living Art in OHYAMA 2009

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Living Art in OHYAMA 2009 まであと3週間です。ワークショップ、フリーマケット、レストラン、サイン……と、まだまだ用意をすることが満載です。ポスターも既に刷り上がり富山の町中に貼られています。今年は色の組合せが美しい3枚1組の構成で新たな伝わり方が期待できそうです。もちろんデザインはK2。イラストは黒田征太郎さんです。

kitoki

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アメリカ広葉樹を使った家具ブランドkitokiのメーカー土井木工と若葉家具との打ち合せで府中に行ってきました。土井木工ではベンチ、若葉家具ではデスク回りとベッドがようやく完成しそうです。今回はkitokiのパンフレットをお願いしているAランチも同行し生産の現場を見てもらいました。ミーティングの合間には全日空の機内誌「翼の王国」コラムの事前取材でデニム工場に寄り道。この地域のデニムは備後紬が素になり今では本家リーバイスに生地を提供しているくらいです。kitokiでもデニムをパッチワークのように加工して椅子張りやベッドカバーに使っています。家具も生地もアメリカ生まれの日本育ちです。

HIROSHIMA

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久しぶりの広島です。明日8月6日の原爆の日を前にして広島平和記念資料館の前では式典の準備がすすめられています。丹下健三の設計で1955年開館した広島平和記念資料館は、当時の建築の流れでもあるピロティーを持つ建物です。なんといってもこの建築の魅力は建築を支える柱のディテール。人の流れや視覚に対してとてもデリケートでありコンクリートという素材を見事に生かした美しい形態をしています。この建物と代々木体育館を見るたびに「素材と戦っている!」と刺激を受けます。その後、広島オリエンタルホテルへ黒田征太郎さんの個展を見に行くと、偶然にもライブペインティングの当日で久しぶりに征太郎さんにもお会いする事が出来ました。残念ながら新幹線の都合でギャラリーには10分間の滞在時間でライブを見ることなく次へと移りました。

土佐の桧

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四国へは徳島にしょっちゅう通っているのですが、今回伺った土佐は初めてとなります。土佐の桧は太平洋からの強い風(台風の通り道でもある)を受けて粘り強い独特の性質を持っています。伺った工房は徳島の穏やかな風景とは全く違い、断崖際の劇的な風景を抜けて辿り着きます。そして工房の皆さんのあたたかい気持ちに触れて、なにかを作りたくなっています。

なぎさWARMS 撮影

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琵琶湖畔の「なぎさWARMS」がオープンして3ヶ月が過ぎ、こだわりのオーガニック料理が我々同世代の人達に人気のようです。ようやく植栽も落ち着き撮影に行ってきました。

灯しびとの集い

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大阪のガラス作家の辻野さんに誘われて、関西地域ではじめてとなるクラフトフェア「灯しびとの集い」の参加作家さんの選定と会期中のトークイベントをお手伝いすることになりました。このイベントは地元の作家さん達の熱い思いと心意気で始まりました。
一昨日には大阪で選定会が行われ、辻野さん、grafの服部滋樹さん、sajiの仲宗根幸子さん、Meets編集長の金馬由佳さんと共にかなりシビアな選定を行いました。スタッフの皆さん、まだまだ準備は大変ですが良い集いになるよう願っています。

デザインの現場/8月号

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デザインの現場8月号の特集が「東京デザインガイド」です。武蔵野地区で「こいずみ道具店」も紹介して頂きました。Productのコーナーでは北海道東川町でのプロジェクト「君の椅子」で産まれた子供椅子が登場しています。