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最新10件 過去のニュース: タイトル一覧 月別一覧

トークいろいろ

いろんなところでいろんなトークに参加します。
■つつみのことわり/第1回ギャラリートーク
山口信博×小泉誠
今回の展覧会について、折形とデザインについて、山口さんに伺います。
2月19日(火)展覧会の初日
19:10-20:40
クリエイションギャラリーG8
入場無料(要予約 TEL03-6835-2260)
■つくり手のためのインテリアセミナー「住宅×家具」
住宅施工者に向けて、家具についての話をします。
2月26日(火)
13:00-17:00
品川(お申込み後詳細をお送り致します)
新建新聞購読者とJBN会員は参加無料(それ以外の方/参加費1万円)
お問合せ先
新建新聞社東京本社 
TEL03-5312-7740
■工芸の未来
富山大学の卒業制作展に絡めた講演会で、内容はまだ未定です。
3月9日(土)
13:30-
聴講無料 
定員80名
高岡市美術館 ビトークホール
TEL0766-20-1177

tetu+

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南部鉄のtetuシリーズからtetu+が誕生します。tetu+はいままでのtetuから素材の質と性能を上げたシリーズになります。大きな違いは仕上げが全て天然素材のカシュー仕上げで風合いも良くなり経年変化を楽しめます。テープカッターはリール部分も鋳鉄になり、さらに重量が増えて操作性が良くなります。鉄瓶の蓋の取手も水に強いチーク材になり形状もシンプルに。こちらも時間の経過を楽しめます。発売間近の最終打ち合せで製造元の水沢江刺へ出張。久しぶりに鉄が真っ赤になって流れる姿をみて素材の力を感じました。そしてtetu+の他にも鋳鉄の新たなアイテムがスタートします。

徳島うどん三昧

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今週末は恒例の徳島ワークショップ。昨年から始まった木竹連合会の仕事も加わり3日間となりました。今回は昼飯すべて「讃岐うどん」に挑戦でまさに「うどん三昧」。
木竹連合会の(仮称)宮崎箱製作所プロジェクトは、反省会と今後の活動について非常に前向きな話になりました。大川でご注文を頂いた皆様もう暫くお待ちください。2日目の宮崎椅子制作所は今年のミラノ出展の最終確認と作戦会議。会場で流す映像の撮影と出展物のワークショップも重なり、かなり大忙しの一日でした。そして最終日のテーブル工房kikiは、珍しく店長からのお題が満載。mitatetaテーブル、kiki自宅玄関ベンチ、HP、新プロジェクト試作と、こちらもハードワークでした。そしてkikiさんには大学のゼミ生の卒業制作の部品造り迄手伝ってもらっていまして、完成した環境装置からは素敵なしゃぼん玉が飛び交い、環境と人を繋げています。

つつみのことわり

山口信博さんと折形デザイン研究所がG8ギャラリーでつつみのことわりという展覧会を行います。この展覧会は300年程前の書物「包之記/伊勢貞丈」を分析して「包之記」に記されていない部分を解析した成果を展示します。いつもながら会場構成を仰せつかり、現在こちらの作業が大詰めとなっています。

機能鋼板

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昨日から燕三条です。初日は全日空機内誌のコラムの取材で雪平鍋と玉子焼鍋の製造現場。雪平鍋は三層アルミ、玉子焼はファイバーライン鋼板と、とても性能のいい素材を活用しています。2日目は新たな技術と素材で製作中のアイテムの試作確認。現在2つの素材と関わり身近な道具を開発中です。具体的な技術はまだ内緒ですが、6月頃に向けて着実に進んでいます。

大川でいろいろ

武蔵野美術大学の卒業制作の講評会も無事に終了。今年は7名で全員女子と今迄にないメンバーでしたが最後まで燃え尽きた様子で涙溢れる講評となりました。その翌日の早朝便で久しぶりの大川へ。メインの用事はkitokiの全体ミーティングですが「(仮称)宮崎箱製作所プロジェクト」のお披露目会場にも半日滞在。デビューの展示会でしたが多くの受注もいただきさい先の良いスタートとなりました。その後はkitokiの全体ミーティング。いつもながら風通しを良くする為のミーティングで、4社との新規開発も久しぶりに再開で各社とのミーティングも次の日迄つづきました。
(写真後日UP)

(仮称)宮崎箱製作所プロジェクト

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本日から九州大川で始まる新春展で「宮崎箱製作所プロジェクト」がお披露目します。このプロジェクトは宮崎椅子製作所の宮崎さんの声掛けで、箱ものメーカーの本林さんと秋月さんが加わりデザイナーの小泉+村澤が2つのシリーズをつくり上げました。小泉は本林さんとタッグを組んだMOTOシリーズ。徳島のほのぼのとした山林の桧材を使ったLD提案です。そして、このプロジェクトのグラフィックデザインもAランチにお願いして素敵なパンフレットも出来上がっていますので、ご希望の方は宮崎椅子製作所迄お問い合わせください。

あけましておめでとうございます。

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あけましておめでとうございます。気がつけば明日が鏡開きとなりました…..。年始早々バタバタとしていまして現在もバタバタ進行中です。明日からは初巡業で四日市で焼物の打合せ。その後、和歌山で保育園の椅子の試作チェックと建築家の広谷純弘さんとのトークイベントです。和歌山の皆さん13:30開始ですので、お時間がありましたら是非参加してください。
ところで、「新こいずみ道具店」は本日1月10日に仮オープンして入り口の目隠しをはずしました。とはいっても皆様をお招きするにはまだまだ時間がかかりそうですので、暫くは入り口のガラス扉から覗き見して楽しんで頂ければと思います。

Merry X’mas

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X’masにヘルシンキから帰ってきました。「なぜサンタクロースの母国にクリスマスに居ないの?」と聞かれますがフィンランドではクリスマスになるとお店が閉まるばかりか電車等の公共機関もほぼ動かない状態です。さて、フィンランドといえば建築家のアルヴァ・アアルト。街中にアアルトの建物や家具が沢山目につきます。ヘルシンキ市内にも自宅やアトリエから公共建築、ショップなど数多くの仕事が残っています。そしてどこでも感じる事は「普通である為に挑戦」していること。そしてキチンと考えられたディテールが確かなものでした。「後世に残る」ということの理由がそこにあるんだろうな……。

フィンランド

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今週は厳寒のフィンランド入りで、まずは北部の村へ。気温は−20℃で寒いというよりは痛い感じ。この時期は全く日が昇らず昼頃にほのかに空が白みはじめ3時過ぎには夕闇になります。夜中に空を見上げると雲のような霞のようなと思いきや、オーロラが舞っていました。この村でオーロラが見れたのは1ヶ月ぶりだったらしくとてもラッキー! 食事はサーモンスープにトナカイとじゃがいも。そして一日中暗いのでとにかく眠い……。

kaicoの会

琺瑯シリーズのkaicoが縁で始まった「kaicoの会」が今年も行われました。数年前にkaicoが生産できなくなったときに、生地製造の昌栄工業の会長と問屋の竹原さんが決起してkaico復活へと導いてくれました。この出来事がきっかけで「kaicoの会」が行われるようになり、kaico復活を支援して下さった製造と販売の皆さん、そしてその後製品開発が始まった高知、新潟、岐阜、の皆さんも集っての会となりました。今回はkaicoの生地製造の昌栄工業の工場見学と新製品の説明会+デュスカッションも行われ、現在開発途中のkaicoドリップケトルには皆さんからの良い反応をいただきました。デザイン、製造、販売がフラットになり各々が役目を担った分業的な関係がしっかりと根付いていることを感じるひと時でした。皆さんいつもありがとうございます。

「 素材の素」の素

全日空機内誌「翼の王国」のコラム「素材の素」の12月号は京都の「北山丸太」です。この取材の模様を京都北山丸太生産協同組合のブログ「北山杉の里だより」で詳しくレポートして頂きました。普段伝わる事のない取材の裏側ですが、今回は台風後の厳しい状況の最中でしたが、しつこく現場回りをしている様子がうかがえると思いますので、ぜひご覧になってください。

今年最後の徳島

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2ヶ月に一度の宮崎椅子+テーブル工房kikiのワークショップに加え、デザイナーたちのおとしもの展、ミラノサローネ準備、徳島木竹連合組合、kiki自宅設計と、徳島での仕事が今年は沢山あり何度も通いました。そんな徳島巡業も先週末で今年は終了。木竹連合会では新開発の打ち合せと製品撮影。宮崎椅子ではワークショップと来年のミラノの仕込み。kikiでは久しぶりに本格的なワークショップ。どれもこれもしっかりとした仕事になりました。

新たな場所が引き渡し

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構想3年工事に7ヶ月を費やし、ようやく新たな活動の場が出来上が昨日工事引き渡しが行われました。築50年ほどの極小木造建築でしたので、本当に納まりが複雑で頭を悩ます日々が続きました…..。ただ、その甲斐もあり計画から現場でも刺激的で勉強になる日々を過ごすことができました。この場所をさらなる次への活動として大切に使っていきたいと思います。

さわらのとこ

週末は木曽経由で福山を廻り都内で打ち合せ。南木曽では「さわら」を使ったアイテムを進行中。工場で切ったり削ったりと形をいじって、さらに悩んでいるところです….。その後は広島の福山に移動。若葉家具のショールームを改装して「のとこ」というお店が完成で、全スタッフと「のとこ」に関わった皆さん大集合でプレオープンを祝いました。工事は尾道の粟村さん。DMなどのグラフィックは広島のダグライト。イラストは知人の素描家しゅんしゅんさん。みなさん良い仕事をしていただきました。「のとこ」は地域を交えた生活提案の場となる試みですので、近郊の皆さんぜひとも気軽にお立ち寄りください。グランドオープンは12月8日で「小泉誠のとこ」というお題のオープニングイベントも行います。
■のとこ
2012.12.8 OPEN
10:00-18:00
広島県府中市高木町1201-1
0847-45-5816 ‎

EGデザインワークショップ終了

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過酷な香港での4日間も終了してようやく帰国。デザインワークショップはその後徹夜の作業となりました….。朝から1975年に建てられた香港初の高層アパートOi Man Estateをリサーチ。ここから「風.光.構造.混沌.ピロティー」というワードを摘出。こちらからは、地域性のある素材「竹+紙」と「Small house 」というテーマを提示。その後街中で「竹」や工具等を買い込み「紙」は主催者から支給されたメモパッドを使用。まずは学生達に「竹」と戯れてもらい、その後ディスカッションをして大まかなデザイン決定で制作開始。完成後は街中で「Small house 」を撮影してプレゼン資料作成と、短い時間ながら、かなりの作業をこなしてプレゼンが行われました。6チームのプレゼンはとても興味深いながらも、かなりロジカルで模型やコラージュでの「計画提案」。どうやら香港も韓国もコンセプト主体の教育のようでそれはそれで素晴らしい出来映え。そんな中、現物を手で考えたチームは我々だけでした…。

デザインワークショップ

香港でのデザインワークショップ中です。香港、韓国、日本の学生が集まり三ヶ国混成の7人グループが6チーム結成。そのうちの1チームのインストラクターをしています。このワークショップは今日一日で成果を出すらしく結構過酷なワークショップになっています。そしてルールもエキサイティングです。
◼伝統的な建物をリサーチする
◼リサーチを素にデザインする
◼アイテム、形、大きさ、素材など全て自由
◼素材も工具も街中で自力で捜して買う
◼費用を数万円渡され、全ての費用をこの金額で賄う(食事、交通費も)
とまあ、朝一番は言語も通じずもどかしいスタートでしたが、夕方の今頃には、学生同士のいいやり取りが進んでいます。ちなみに小泉チームは、東アジア特有の素材を使い、小さな家を作ることになりました。ようやく素材と工具を買い揃えて、みんな素材と戯れるはじめています。

East Gathering HONGKONG

明後日から香港で開催されるEast Gatheringに武蔵美の小泉ゼミメンバーと参加してきます。East Gatheringとは「2010年に香港、韓国、日本の空間デザイナーが集い、東アジアを世界のデザインセンターとして成長させようと、互いの地を行き来し、喋り、提示し、空間デザインの現在と未来への想像と創造を投じ合うことを目的としたイベントです」とまあ、少々堅苦しいのですが、今回の役割は3カ国の学生によるデザインワークショップのインストラクター。今年のテーマは「温故知新」で、香港の街中をリサーチしながら「デザイン」という言語でワークショップを行ってきます。ということで、暫く留守をします….。

宮崎椅子CAFE

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「デザイナーたちのおとしもの3」と同時開催された「宮崎椅子CAFE」は、来年ミラノサローネに出品するノックダウンソファのプレ発表になります。会場は運河沿いの倉庫ととても良い場所で、会期中は宮崎椅子の椅子に座ってゆっくりとCAFEを味わってもらいました。展示会場はいつもながらKoizumi Studio+武蔵野美術大学小泉ゼミで制作+運営。設営にはinoda&svejeの猪田さんも参戦で「都会的?」な会場が出来上がりました。

デザイナーたちのおとしもの3/テーブル工房kiki

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テーブル工房kikiでもスタッフの皆さんが準備をしたイベントが盛り沢山。工場ツアー、kiki CAFE、kiki年鑑、ワンコインワークショップ、kiki3分間クッキング等々。恒例のオークションもエーランチ星名さんの仕切りで盛大に行われ小泉チームも秘蔵品を出品したりkiki秘蔵の品を落札したり。そして宮崎椅子のen-sidetableをミラクル高校生が510円で落札するという嬉しいハプニングも。kikiでもデザイナーチームは新作発表。テーブル工房に12年関わり始めての「テーブル」のデザインに初挑戦。こちらもkikiでしか出来ない、良いテーブルに仕上げっています。なにはともあれ、テーブル工房kikiの皆さん、本当にお疲れさまでした。