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デザイナーたちのおとしもの3/宮崎椅子製作所

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先週末に行われた「デザイナーたちのおとしもの3/椅子とテーブルあるでないで」も大盛況のうちに終了しました。南や九州、北は北海道からお付き合いのある販売店の皆さんや多くの来場者の皆さんで駐車場も待ち状態と大変ご迷惑もおかけしましたが嬉しい悲鳴となりました。宮崎椅子では、●と■展、やきいもCAFE、宮崎椅子オリンピック、工場ツアー等々、他にも様々なイベントをスタッフの皆さんが用意して、お客さんと楽しい時間を共有している様子でした。我々、小泉+村澤のデザイナーチームも「新作発表」で、久しぶりの新作椅子を発表。こちらも皆さんに喜んで頂けたようで嬉しい限りです。なにはともあれ、宮崎椅子の皆さん本当にお疲れさまでした。

入魂作業

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徳島での「デザイナーたちのおとしもの3」も大盛況のうちに終了。ともかく燃え尽きた感じでボーっとしていますので、報告は改めてとなります。そんな最中、こいずみ道具店の改装計画も佳境に入っています。今日もスタッフ皆での現場作業。今迄の記憶や思いを壁に塗り込む新たな試みで入魂の作業となりました。この模様は全日空機内誌「翼の王国」2月号のコラムとしてお伝えします。取材で来て頂いたカメラマンの村角さんにも入魂作業に参加していいただきました。

そこにあるもの

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「新こいずみ道具店」計画も着々と進んでいます。50年前の小さな商店の改装ですが、そこにあるものを見直し見立てながらの丁寧な作業を続けています。5月から半年関わってくださった米山棟梁の仕事も今日が最終日。多くの事を教えて頂き心から感謝しています。現代建築では棟梁の仕事は壁の中に隠れてしまい日の目を見ない事が多いのですが、この建物の古材を活用して棟梁の仕事を見せびらかせる道具をつくってもらいました。我々がいつも使う道具ですのでいつまでも大切に使わせていただきます。
さて、そして明後日から4年に一度の大イベント「デザイナーたちのおとしもの3/椅子とテーブルあるでないで」が始まります。明日の早朝便で徳島入りして準備のお手伝いです!

デザイナーたちのおとしもの3

デザイナーたちのおとしもお3「椅子とテーブルあるでないで」もいよいよ来週と迫りました。テーブル工房kikiと宮崎椅子製作所のスタッフ達も毎日ギヤチェンジをし繰り返し佳境を乗り越えようと頑張っています(みんな頑張れー!)。そのテーブル工房kiki宮崎椅子製作所が各HPのブログでヒートアップ中です。宮崎椅子などは今迄ブログ更新が2ヶ月に1回程度でHPが瀕死の状況でしたが、ここ最近は若手スタッフの活発なコメントで毎日更新。この状況をみたkikiスタッフも刺激をうけて、ほぼ毎日更新となっています。展覧会まで残り一週間ですが、2社のブログを見比べて皆さんもヒートアップして徳島へご来場くださいませ。

徳島から福山

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昨日から徳島に入り宮崎椅子製作所と仲間達と進めているプロジェクトの全体ミーティング。試作も順調に進み来月の撮影に向けて動いています。このプロジェクトのお披露目は年明け早々の大川になります。
その後、福山に移動して若葉家具のショールームの改装現場へ。現場までの途中には地元の金物加工場に寄道。ここは橋の部品などを作る特殊な工場で見たことない機械に感動。さて、ショールームの方は生活道具のお店「のとこ」として12月にオープンします。だだっ広い空間に人と道具の居場所を作っただけの計画ですが、地域への生活提案の場となるよう、スタッフの皆さんも頑張っています!
それから、こいずみ道具店の改装計画も緩やかに進んでいます。5月から続いた大工さんの工事もようやく目処がたち、建具、塗装と最後の仕上げに取り掛かります。

大阪三昧

昨日からLiving&Design2012の講演会で大阪入り。会場には知合いもちらほらで結構緊張の講演会となりました。その中には心から尊敬している野井成正さんもいらして更に緊張。そして今朝は朝一番で4年間選考委員を務めさせて頂いた堺のクラフトフェア「灯しびとの集い」の会場へ。倍率4倍で選ばれた作家の皆さんはとても魅力的な作品に加えて個性的な伝え方をしていました。高岡クラフトコンペ、金沢生活工芸とクラフトに関わる機会が多い中、作り手と使い手が繋がるリアルな環境は、ものづくりの原点だなとつくづく感じました。そして明日は「灯しびとの集い」恒例の雨の予報……。

LIVING&DESIGN2012+ともしびとの集い

明日から大阪で2つのイベントに伺います。金曜日は「LIVING & DESIGN 2012」の最終日に一時間のセミナーを行います。そして土日は堺で「ともしびとの集い」。こちらは立ち上げから作家さんの選考委員をさせていただき「欲しい!」と思えるとてもいいクラフトが沢山集まります。「ともしびとの集い」は毎年、台風や大雨に見舞われ波瀾万丈ですが、今年こそはいいお天気になることを祈っています…..。

宮崎椅子製作所CAFE

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「デザイナーたちのおとしもの3」まで、あと僅かとなりました。宮崎椅子+kikiスタッフも日々の作業が終わった後、夜な夜な準備を進めているようです。今回、宮崎椅子製作所では「デザイナーたちのおとしもの3」と同時期に独自の個展「宮崎椅子製作所CAFÉ」を開催します。場所は徳島中心部の水際エリアの倉庫で、とても気持ちのいい場所です。この展覧会は来年4月にミラノで発表するノックダウンソファのプレ発表。そして宮崎椅子のテーブルにさまざまな椅子を合わせてCAFÉスタイルの展示となります。実際にも期間中にCAFÉとして美味しいドリンクを用意していますのでお楽しみに!!!
そして、この会場のデザインと運営をKoizumi Studio+武蔵野美術大学空間演出デザイン学科小泉ゼミの面々で進めています。昨日も大学のゼミ室で会場模型と図面をもとに学生達とミーティングを行いました。会期中の会場では、ほんわかのんびりした小泉ゼミ生が皆様をお迎えしますので、どうぞ宜しくお願いします。
■宮崎椅子製作所CAFÉ
2012.11.9(金)-11(日)
10:00-17:00(最終日は16:00迄)
第二倉庫アクア・チッタ
徳島市万代町5-71-4万代埠頭内
●トークイベント
2012.11.11(日)11:11より1時間11分位
宮崎勝弘+村澤一晃+小泉誠+Inoda+Sveje

「繋ぐ力」で金沢

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今週は金沢21世紀美術館で行われる生活工芸プロジェクト「繋ぐ力」の会場設営+オープニング等でほぼ金沢に。設営はいつもながらスタッフ+小泉ゼミ生の活躍で350個の段ボールを組上げ空間を仕切りました。出展者の8名のブースは淡い黄色の箱8個。今年は出展者が我々の一世代前の方達が多く、昨年の「作る力」と比べると大人な印象で素晴らしい内容の展覧会になっています。そして同時に発刊された図録もとても良いです。図録の終わりには生活工芸プロジェクトのデュレクターでもあるガラス作家の辻和美さん、陶作家の安藤雅信さん、そして小泉の対談が載っています。この対談では8名へのインタビューをもとに工芸とデザイン論まで話が発展して興味深いものになっていると思います。会期は10月21日までとなっていますので、皆さん是非ご覧になってください。ちなみに会場中央の大テーブルは必見です。

伊礼智×小泉誠対談&企画展

昨年手がけた相羽工務店のショールーム「あいばこ」がめでたく一周年を迎えます。昨年のオープン時は、かなりばたばたしていまして仮オープンでの営業が最近迄つづき家具工事もようやく終了し一周年と言いながらも、お披露目の会となります。当日は一緒に設計に関わった伊礼智とともにイベントを行います。
■伊礼智×小泉誠対談&企画展
2012.10.20(土)
「あいばこ」
東京都東村山市栄町3-2-5エスパース久米川102
会費:2000円 定員:30名
第1部/15:00‐17:00 
「あいばこ」誕生秘話?などを交えて対談する予定。
第2部/17:30‐19:30 
「あいばこ」誕生パーティー。
伊礼さんのまかないが食べられる?スペシャル企画を検討中だそうです。
●定員を超えた場合は抽選とさせていただきますので
お申し込みの際にお名前、ご連絡先、ご職業をお知らせください。
お申し込みは042-395-4181まで
●なお、会場が狭いため今回はお子様、学生、プロの方はご遠慮願います。

生活工芸プロジェクト「繋ぐ力」

生活工芸プロジェクト「繋ぐ力」が金沢21世紀美術館で10日から始まります。昨年にひきつづき会場デザインと企画協力というかたちで参加しています。Koizumi Studioチームは明日から金沢入りして設営の準備にかかります。今回の会場は、8名の「繋ぎ手」のブースをキチンと配列して、その真ん中に来場者が集える大きなテーブルを作ります。このテーブルが独特な形をして各ブースへ誘います。初日の夕方には出展者皆さんが集ってのトークリレーが行われ、ナガオカケンメイさんと山田節子さんの進行役で参加します。ちなみに初日の10月10日は「こいずみ道具店」9周年です。
■生活工芸プロジェクト「繋ぐ力」
金沢21世紀美術館 市民ギャラリーA  入場無料
2012.10.10(水)-21(日)
10:00-18:00(最終日は17:00迄)
ギャルリ百草(安藤雅信 安藤明子) 
クウネル 
Zakka 
高橋みどり 
D&DEPARTMENT(ナガオカケンメイ) 
中村好文 
古道具坂田(坂田和實) 
山田節子

ほぼ一週間徳島!

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この一週間で4日間徳島でした。いよいよ11月に迫った「デザイナーたちのおとしもの展/椅子とテーブルあるでないで」の準備が佳境です。
テーブル工房kikiでは、おとしもの展全体会議につづき、若手二人と会場案の打ち合せ。そして出品物のベンチを担当の露ちゃんに染ちゃんも加わり最終確認と他の新作確認。合間にオークション出品物の逸品製作。そしてkiki自宅も完成でお宅拝見と慌ただしくも良い成果物を沢山確認できました。
宮崎椅子製作所では、ムラサワデザイナーとエーランチを交えて「おとしもの会議」を中心に今後の会議で大方の時間を費やし。その後、新作椅子の最終確認と、来年のミラノに向けての新作の確認。こちらでも若手3人組から、おとしもの展の会場案の相談とインタビューと、こちらも慌ただしい時間でした。それに加えて宮崎椅子では「宮崎椅子製作所CAFE」と題して、おとしもの展と同時期に個展を開催。この個展の準備と運営を武蔵野美術大学小泉ゼミの面々に手伝ってもらい企画しています。こちらは運河沿いでCAFE付きの倉庫での開催です。

漆のカトラリー

銀座目利き百貨街2も明日が最終日です。25日搬入,26日オープニング,27日会場撮影,28日三谷龍二さんとのトークと毎日のように銀座通いが続きました。今回も49名の出展者のひとりでもあり「こいずみ小道具店」として「漆のカトラリー」を出品しています。これは使い捨ての木製カトラリーの形に手を掛け形を整えた後に、香川の一和堂さんに漆を施してもらいました。漆を施すことで「使い捨て」の道具が「持続可能」な道具へと変わり、身近に漆を使ってもらう事を試みです。60本程のカトラリーを用意したのですが既にのこり僅かとなっているようです。東京は現在台風17号が通過中で大荒れですが、明日の最終日はお天気になりそうです。
(写真後日UP)

銀座目利き百貨街2

2010年に行われた「銀座目利き百貨街」につづき今年も「銀座目利き百貨街2」が9月26日から行われます。今回は日本デザインコミッティのメンバー21人に28名のクリエーターが加わり総勢49名での展覧会+販売会です。出展者の皆さんが「目利き」というフィルターを透した品々が集り、ここでしか買えないものが沢山集ります。会期中には参加メンバーのトークイベントも行われ28日(金)には三谷龍二さん+小泉の会も予定されています。
■銀座目利き百貨街2
2012.9.26(水)-10.1(月)
10:00-20:00
銀座松屋8階
入場料/一般800円 学生600円
主催/日本デザインコミッティ
世話人/原研哉.佐藤卓.小泉誠
企画.編集/原研哉
会場デザイン/小泉誠
グラフィックデザイン/佐藤卓

北山丸太

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今日は新幹線の始発で京都へ。恒例の全日空機内誌のコラムの取材で村角カメラマンと長町ライターと一緒です。今回のお題は「北山丸太」で600年の歴史を遡る取材です。現地は7月の大雨で荒れ果てて、車で山中に入れず徒歩で取材地巡りでしたが、当時の丸太運搬の大変さも実感できて良い体験となりました。そして、いつもながら生産者の皆さんの地道な努力と苦労の末に出てくる言葉には心を打たれます。
帰り際には旧友の吉田さんと駅前で一杯。互いに夫々のトレーニングを重ねた上での、良い話が出来ました。

新土佐板

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四国巡業の2日目はフォームレディの竹原さんとF社の皆さんも合流して高知の土佐龍さんへ。お久しぶりの池社長も元気一杯。世界一薄い木製まな板「土佐板」の製作担当の笹倉さんとも久しぶりにワークショップを共有しました。今回は午前中2時間くらいのワークショップで10数個の「板」をかたちづくり、皆で今後のビジョンを共有して幾つかの形を二次試作へと進めました。帰りの寄り道で高知市内でいつも製品を扱っていただいている門田さんのお店「木蔵」へ。いつもながらのいたずら心で、門田さんには内緒での来店でしたが期待通りのリアクションをして頂きました。

徳島でざわざわ

今週末の巡業は四国。11月の宮崎椅子個展の会場で現場調査とイメージづくり。場所は目の前が運河の倉庫でとてもいいところ。その後宮崎椅子で組合事業、新作確認、おとしもの展ミーティング。工場ではUUソファの初回ロットが出荷中で張り担当の森本さんとクッションの最終確認。ちょっとの事でとてもよくなりました。宮崎椅子でのミーティングが慌ただしく終了し、テーブル工房kikiの目前を通って次の本林木工へ。(実はこの時テーブル工房kikiでは新事務所のデスクの天板を加工中。みたかった!)本林木工では開発家具の初回ミーティング。2アイテムの試作が無事にスタートできました。

日々かわる空気

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再来週からの銀座松屋で始まる「銀座目利き百貨街2」の会場デザインと、同時に「こいずみ小道具店」としての出展準備。つづいて来月早々に始まる金沢21世紀美術館での「繋ぐ力」展の会場デザイン。そして11月に徳島で行われる「デザイナーたちのおとしもの3/椅子とテーブルあるでないで」と同時開催の「宮崎椅子cafe」の会場デザイン…..。なにやら家具デザイナーなのに展覧会の会場づくりで追われています。そんな最に中も新たな空間づくりが着々と進んでいます。限られた空間でパズルのように組合せを幾つも考えた結果、狭小の中でも良い距離感を感じる面白いパズルが組み上がりそうです!

土気

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久しぶりの住宅の仕事で始めての町「土気」に。穏やかな住宅街で徒歩1分には森のある大きな公園もありとても良い環境です。直ぐ近くには最近話題のホキ美術館があり、建築雑誌の写真では伸びやかな敷地の中での造形に見えたのでですが、なんと住宅街の狭間に造形が入り込み異様な空気感を醸し出していました。帰りは都内に寄り道でギャラリー・ルベインで行われている内田繁さんの家具展へ。モノ的な生活に媚びた家具ではなく、インテリアエレメントとしての家具の姿は、内田繁さんの哲学を表しとても強いものでした。自分自身の家具考にも背中を押された気分でした。

SD Review 2012

Living Art in OHYAMAの学生スタッフだったOB2人が、昨年からKAKI工房とVEGAにお世話になっています。理科大出身で冒険道具コンペ大賞の吉川君と小泉ゼミ出身でVEGA制作スタッフだった高草君。二人とも貴重な経験を経て、今回吉川君が富山の地域資源を活用した建築プログラムでSD Reviewに入選しました。9月12日から代官山ヒルサイドテラスF棟ヒルサイドフォーラムにて発表会を行いますので、どうぞご覧になってください。