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「白箱彩」


Living Art in OHYAMAでの紙箱プロジェクト第2段は「白箱彩」。20年程前に和紙の箱の中にブラウン管テレビを入れる事でテレビの「情報」を「光」に変換する作品をつくりました。その現象を紙箱というフィルターを通して再現できました。「白箱彩」は四方台形の紙箱を連ねて器のような形が出来上がります。その器に大山地域の自然の映像を写すと箱のグリッドが映像という「情報」を分割して「色」に変換してくれます。色が移ろぐ様子がとてもきれいで来場者の皆さんも「きれい!」と感動します。只単に日常の風景ですが「情報」が「色」に変換される事で日常の色鮮やかな風景を再認識します。この「白箱彩」を見ていると、地球って美しい色に満ちあふれている事に気がつきます。

「白箱庵」


今年のLiving Art in OHYAMA では、新たな試みを行いました。帯広でお菓子の紙箱を制作している会社、パーペルさんとプロデューサーの貫場さんが出会い、紙箱の新たな可能性を模索しました。「箱」といったらKoizumi Studioの得意技。通常お菓子を入れる紙箱で、人を入れる居場所をつくりました。台形の紙箱を繋げて構造的な造形をつくり、会期中の日差しの方位と角度を調査して天窓を付けています。炎天下の会場の中「日陰と風通しでの涼」「天窓からの陽の移ろい」「ドーム状での音の変化」「開口部からの借景」を身体で感じる小さな庵が出来上がりました。

Living Art in OHYAMA終了

新たな試みの多かった今年のLiving Art in OHYAMAも盛況の内に終了。お天気も奇跡的に晴天がつづき最高のLiving Art in OHYAMAとなりました。いつもながら完全燃焼で言葉もでない状況ですので、詳細レポートは改めて….。

明日から暫く富山

明日からLiving Art in OHYAMA 2014の準備のため富山入り。会場に向かう前には高岡の能作さんのお店が2店舗富山市内で引き渡しの為現場確認。1店舗は駅前のマリエ一階の入り口はいってすぐの良い場所。こちらは什器構成のみですが個店の雰囲気が出ると思います。もう1店舗が富山大和店の中。こちらは棚とサインを付けたくらいですが能作らしい顔になる事を期待しています。さて、その後がいよいよLiving Art の準備で会場入り。今回は新たな試みが満載で目が回りそうです……。

kitokiの家具と暮らす生活空間


誠実な素材で家具をつくることを理念とするkitokiが、フォトコンテストを開催します。kitokiの家具と暮らす生活空間の写真を応募中ですので是非ともご応募ください。入賞者にはkitokiの豪華賞品も用意しています。
http://kitoki.jp/official/photocontest

毎週、展覧会+イベント

お盆中は恒例の大掃除。これから毎週展覧会とイベントが続きますので掃除をして気持ちを整えました。来週20日からは「高岡クラフトAWARD+」30日から「Living Art in OHYAMA 2014」9月6日から「ぐりとぐら展・ひろしま美術館」13日から「出張こいずみ道具店・テーブル工房kiki」24日から「SCAJ2014・kaico」25日から「銀座目利き展-3」と、全て展示に関わるハードな一ヶ月半になりそうです。と、いうことでしばらくの間「こいずみ道具店」を閉店する日が多くなると思いますが御勘弁ください。

HPに土気の家


Koizumi StudioのHPも地道に更新をしています。worksの過去の物件も写真をUPしているものもありますので是非ご覧になってください。そして最新作の住宅「土気の家」もUPしました。5年ぶりの一戸建ての仕事で小さな建物と大きな庭の関係が潔い家になっています。
https://www.koizumi-studio.jp/wp2/studio/土気の家-2/?cat=1

十日町で徳島ワークショップ


週明け早々2ヶ月に一回の徳島ワークショップ。今回は新潟の十日町に皆が集合して行われました。集合場所は自遊人が営む「里山十帖」で、宮崎椅子とテーブル工房kikiの製品を沢山設えた温泉宿です。武蔵美出身の岩佐編集長自らプロデュースとデザインをした空間はとても清々しく、お料理や細かな気遣いも秀逸でした。温泉宿でのんびりと思いきや、宮崎椅子のイメージ撮影、kikiでの出張こいずみ道具店の打合せ、宮崎椅子AXIS展+ミラノ展、椅子の修正案打合せなどなど、素晴らしい環境の中で良い打合せが沢山できました。

暑い熱い、大阪


週末はフォームレディの新社屋完成で大阪入り。新社屋は天神様のお膝元で天神祭の当日だった為近所は大賑わい。新社屋の前にもヨーヨー釣りの屋台が陣取っていました。この日は新社屋の階段板36段を寄贈してくれた皆さんを集めてのお披露目会も兼ねていて顔見知りの皆さんと代わる代わるの打ち合わせとなりました。kaico,ambai,kitoki,tetuと、打ち合わせと同時に次のスタートとなり楽しいものづくりが始まります。

高岡2014クラフトコンペ AWARD+


先週は高岡クラフトコンペの審査会で久しぶりの高岡。今年は新たな審査員として木工家の三谷龍二さん、デザインジャーナリストの川上典李子さん、ガラス作家の野田雄一さんが加わり新鮮な議論が繰り広げられました。毎年クラフトコンペやクラフトフェアの審査に関わると、ものづくりの動向が見え、善くも悪くも興味深いです。そして早々にコンペの発表会と高岡の伝統産業+デザインを伝える展覧会「高岡2014クラフトコンペ AWARD+」を銀座のデザインギャラリー1953で企画中です。

高岡2014クラフトコンペ AWARD+
日時:2014.8.20(水)ー9.15(月)
場所:松屋銀座7階 デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー
共催:工芸都市高岡クラフトコンペ実行委員会
企画・会場構成:小泉誠

■クラフトトーク
日時:2014.8.20(水) 17:00ー
場所:松屋銀座7階 デザインギャラリー1953
出演:小泉誠+松原博+下尾さおり(木工家/過去のグランプリ受賞者)

Living Art in OHYAMA 2014


今年のLiving Art in OHYAMAの「木で出来た冒険道具コンペ」も子供達の賞も決定して学生達が12の作品にたいして制作を進めています。当日はコンペの他にも沢山の試みを準備中です。この模様をフェイスブックでコマメに楽しく配信中ですので是非ご覧下さい!夏休みの最後に富山に行きたくなると思いますよ。
https://www.facebook.com/pages/LIVING-ART-in-OHYAMA/270510626390252?hc_location=timeline

販売休止のお知らせ

宮崎椅子製作所の商品開発に関わり,新たな製品を作ると同時に工場の正常化についても話をしてきています。現在、慢性的な納期の長期化がつづき販売店の皆様にご迷惑をおかけしています。そのため、一部の製品を「休止」して少しでも適正に戻るよう苦渋の決断をする事になりました。Koizumi Studioの休止アイテムは下記になります。「こいずみ道具店」では人気だったsansa chairも含まれていてとても残念ですが、7月中のご注文を最後に、しばらく生産をお休みさせていただきます。
sansa chair
ROKU

蝉の花


大きな台風が過ぎて、ようやく夏らしい感じになってきました。国立の名所と言えば「大学通り」と「さくら通り」の「桜」。この2つの通りの交差点にある「こいずみ道具店」は、とても良い場所。「桜」の終わった後はというと、知る人ぞ知る名物現象が待ってます。樹齢60年ほどの桜の根元からは毎年大量の蝉が孵化します。多い日には百匹以上!まるで植え込みに「蝉の花」が咲いたようになります。昨夜、その一匹目らしい蝉を発見。いよいよ夏本番で「ミーンミーン」と夏らしくなっていきます。国立近辺の皆さん、桜通りの「蝉の花」は必見です! ただ、孵化中の蝉には絶対に触れぬようお願いします。(「蝉の花」発生場所の詳細情報をご希望の方は「こいずみ道具店」までお声掛け下さい。)

福岡でいろいろ

先週は大川で家具の展示会がありましたが台風の影響で行くのを断念。ただ、福岡では家具展以外にもプロジェクトがいくつか進行中で週末から福岡入り。博多の三越には高岡の能作さんのお店の計画。能作さんと現場確認をして打合せ。そして先週北陸の新聞を賑わせたという能作の今後のビジョンも確認しての作戦会議となりました。打合せ会場は国立のサッカー仲間、杉本さんのパスタのお店。九州に渡り拘った食材で一人で切り盛りして、スイカ入りの旬の山盛りサラダから始まり、懐かしい国立の味でした。もうひとつ福岡では大きなプロジェクトが進行中ですが、こちらはまだ内緒としておきます。

ぐりとぐら展/鹿児島


1963年に生まれたふたごの野ねずみ「ぐり」と「ぐら」。中川李枝子さんと山脇(大村)百合子さんの姉妹によるこの作品が50周年を迎え、沢山の原画が集まる展覧会が行われます。全国巡回展の2カ所目は鹿児島の長島美術館です。原画に加え、絵本の森を歩きながら、大きな卵、カステラ、南瓜などに出会えるとっても楽しい会場をデザインしています。

ぐりとぐら展
2014年7月20日(日)-8月31日(日) ※会期中無休
会場:長島美術館
開場時間:午前9時から午後5時(7/20は10時開館.8/3日は午後7時閉館。入館は閉館30分前まで)
主催:長島美術館、朝日新聞社、KKB鹿児島放送
後援:鹿児島県、鹿児島市教育委員会
協力:福音館書店
出品協力:宮城県美術館
お問い合わせ:長島美術館
〒890-0045 鹿児島市武3-42-18
電話:099-250-5400
http://www.ngp.jp/nagashima-museum/

大川夏の彩展2014

明日から始まる「大川夏の彩展2014」にkitokiが出展します。新作も幾つかありますのでぜひご覧下さい。

大川夏の彩展2014
2014.7.9(水)ー10(木)
福岡県大川市、大川産業会館/第一会場

クラフトで乾杯!

先日、審査会を行った札幌クラフトコンペ「クラフトで乾杯!」の展覧会と授賞式が5日に行われます。なにやら市長と一緒に乾杯ということで先着200名限定で乾杯でビールが飲める授賞式です。その後、今回の審査員があつまり「食とものづくり」をお題にトークを行います。

■クラフトで乾杯!
2014.7.5(土)ー8月31日(日)
札幌芸術の森 工芸館(入場無料)

授賞式
2014.7.5(土) 11:00-
工芸館前広場

トークイベント「食とものづくり」
2014.7.5(土) 11:30ー13:00
陶工房ワークショップルーム(試聴無料)
外山秀俊(ジャーナリスト)
オカズデザイン(料理+グラフィック)
岡本昌子(日本クラフトデザイン協会理事長)
小泉誠(デザイナー)

一本の線、ひとつの色に心を込めて

和装小物の老舗「加藤萬」の新ブランド hanaichimatsuの新作お披露目展を南青山のSpiral Marketで行います。7月4日(金)には谷口広樹さんと小泉のトークショーが行われます。

一本の線、ひとつの色に心を込めて
■Spiral Market 7/14 monー8/10 sun(11:00ー20:00)
■Showcase[Spiral 1F]6/30 monー7/9 wed(11:00ー20:00)
■谷口広樹×小泉誠 トークショー
日時:7月4日(金)19:30〜
会場:スパイラル 1Fエントランス
予約不要・参加無料

梅雨の土気


梅雨時期の日曜日ですが取材で「土気の家」へ。案の定、朝から雨で天気予報では雷マーク。編集長+カメラマン+ライターの方々と現地に集合した途端に青空がちらり。なにやら編集長が超お天気女だそうで3時間の取材中とてもいい天気となりました。今回の取材は家と庭の間ということで、沢山の工夫を詰め込んだ小さな家をじっくりと撮影していただきました。

36板設置

工事が進んでいたFORMLADYの新社屋がほぼ出来上がり工事検査で大阪入り。現場では36プロジェクトで集まった個性的な36枚の板が大集合で、どの板をどこに使うのかを現場でセレクト。階段に仮置きした板達はなんとも言えないワクワク感に満ち溢れていました。そしてこの建物の外壁は大胆な元気色でこの地域のパワースポットと評判になりそうです。現地には36プロジェクトでお世話になったJクオリアの松下さん。36展を見て刺激を受けて9月に「出張こいずみ道具店」を企画中のテーブル工房kiki夫妻。そしてambaiシリーズの要下村器販の久保寺さんとFORMLADYの主竹原さんが集まり9月に向けての決起集会になりました。