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雪の徳島

週末は今年初めての徳島ワークショップ。初日は宮崎椅子製作所で4月のミラノの最終打ち合わせ。今年は宮崎椅子の特色をエーランチのグラフィックパネルとともに分かりやすく展示予定。新作のスタッキングチェアーもほぼ完成です。二日目はテーブル工房kiki。朝から小雪まじりでの帰京が危うい中ワークショップ開始。案の定飛行機が欠航で急遽昼岡山経由で陸路で帰ることに…….。大慌てでisicoroテーブル6枚の形決め。新作ハンガーの金物検討。新作サイドテーブルの試作確認。新作「ぱちん(これは凄い商品!)」のパッケージなどの決定。木の取って試作制作。と沢山の仕事をこなして昼過ぎに出発。徳島駅で40分遅れ。岡山から新幹線で1時間半遅れ。中央線も45分遅れと12時前に無事に帰還となりました。

tama cafe 着工


国立市内で計画しているCAFEの工事が始まりました。初日の朝からは施主と我々で床のPタイル剥がし。Pタイルの下にはモルタルに当時の職人さんが塗った接着剤の痕跡が残り、焼き物のような表情が現れてきました。均一ではない手の痕跡が、この空間の大切な財産となっています。この現場は各々の手仕事が沢山計画されています。職人さん、アーティスト、施主さんに加え我々も一緒に手垢を沢山付けていきます。オープンは桜の咲く頃です。

kitokiからいろいろ


kitokiの製品撮影と全体ミーティングで府中(広島)の若葉家具のお店「のとこ」に集合。「のとこ」3階の倉庫部分には撮影用のスタジオを新設して打ち合わせと撮影がスムーズに行えるようになりました。今年のkitokiの発表は7月の大川展と11月のIFFTの予定です。府中からの帰りは毎日広告デザイン賞の最終審査会。広告を出せない小さなメーカーとの付き合いが多い中、新鮮でもあり矛盾でもあり客観的でしかいられないもどかしさを感じました。そして、その後は8月のLiving Art in OHYAMAの打ち合わせ。今年は参加者との関わり方を再考して「成熟+鮮度」のある夏になるよう皆で仕込み中です。

商店建築2月号

商店建築2月号に「こいずみ道具店」と「菜の花研修所」が掲載されました。

大工の手


一昨年から計画と実践を続けている、作り手と使い手の気持ちを繋げるプロジェクト「大工note」も幹と枝がほぼまとまり、春先にはきちんとお披露目ができる予定です。この「大工note」の実践の一部として、現在進行中の「土気の家」と「tama cafe」でいくつかの試みに挑戦します。今日も「土気の家」の現場で素材探し。良い素材も見つかり新たな案も生まれてきました。そして、現場の帰りには来月から始まる「ぐりとぐら展」の打ち合わせ。こちらは会期まで一ヶ月をきり作業が佳境に入っています。詳細は改めてお知らせしますが「絵本の森」に入り込むような楽しく伝える工夫が沢山ちりばめられています。この展覧会は全国巡回展で銀座松屋からスタートとなります。

こいずみ道具店の開店日のお知らせ

こいずみ道具店のHPが日々更新しています。商品ページではNEWな商品が次々とアップ中。そして「こいずみ道具店はいつ開店しているの?」というご連絡を沢山いただき電話での対応でお答えしてきたのですが、ようやくHPで近々の開店情報をお知らせできる事になりました。こいずみ道具店HPの「お店紹介」を覗いて頂けると数日間の開店情報をご覧頂けます。

初雪


大寒を過ぎたばかりで寒さがこたえます。今朝も早朝から千葉の土気の家の現場。高速道路で土気に近づくと昨夜の雪で幻想的な風景でした。現場の立体的な庭も雪が積もって彫刻のようで1ヶ月後の完成が楽しみです。その後は毎日広告デザイン賞の一次審査で1000件以上の作品の確認。なれない異業種の審査でしたがとても新鮮な時間でした。

野井成正さんと対談

昨日は大阪で野井成正さんの出版記念対談で野井さんの対談相手を仰せつかりました。「出会いー間ー気合い」「自分でつくる」「隙と奥行」「個人力」「信頼と仕事」「持続の素」などなど共感することばかりで嬉しい時間となりました。舞台裏で「野井さんの姿勢に共感するとインテリアデザインの仕事が受けられなくなった」と野井さんに伺ったところ「そんならやらん方がええ」とキッパリ。流石です。とは言いつつも、自分の製品に関わったお店や、信頼できるお店の仕事は続いています。毎年この時期は13年前から関わっているPlantationのお店のデザイン作業。今シーズンは天王寺、浜松、台北の3店舗。それに加えて地元国立で知人のカフェが進行中。こちらは限りなくローコストですがオーナーの人柄で人が人を呼び、書家、器屋、陶作家、布作家などが集まり楽しいミーティングが続いています。ここでは椅子やテーブルなどもホームセンターの部材を使って皆で気合いを入れて手作りする予定です。

あけましておめでとうございます。


あけましておめでとうございます。
6日から仕事始めで、すでにエンジン全開でオーバーヒート状態です。年始最初の現場は千葉の土気の家。スタッフと施主家族全員集合で終日掛けてランドスケープづくり。今回のランドスケープデザインは国立の小林賢二さんと一緒に計画。造成や基礎工事時の残土を捨てずに起伏の在る庭をつくっています。そのおかげで足腰がへろへろでの仕事スタートとなりました。今年も手を掛け気持ちを込めた仕事を心がけて行きますのでどうぞ宜しくお願いいたします。

大晦日

今年は本当に激動の一年でした。こいずみ道具店移転、HPリニュアル、毎日デザイン賞、JCDデザイン賞金賞+銀賞、ミラノサローネ、パリメゾンオブジェ、MOMAコレクション、国立近代美術館展示、持続しているメーカーとの成果、などなどたくさんの出来事がありました。これもこの10年、気持ちを込めて手を掛けるという地道な活動で出会った皆さんのとの成果だと思っています。来年も、持続すること、伝えること、繋げることをじっくりしっかりゆっくりと心がけていきたいと思います。

帯広の工場

来年に向けていくつものプロジェクトの仕込みを行っています。現在進行中の現場は千葉県土気の家と大阪天満宮の建物のみですが、新年早々には地元国立でカフェの現場が始まります。そんな最中、今年最後の現場はVEGAの貫場さんと帯広です。Living Art in OHYAMAでお世話になっている「青空箱工房」さんの工場視察と来年の活動の仕込みです。この工房の素晴らしいところは食堂施設。工房の脇にガラス張りのモダンな建物が雪の中にぽつんと佇み「同じ釜の飯」を社員みんなで食べる環境です。今回この環境に貫場チームが木ブロックの環境をつくっていましてこれもなかなか良い。そして肝心の「箱プロジェクト」も社長、工場長、スタッフの皆さんのご協力で、あっというまに試作完成で新たな関係ができるイメージが湧いてきました。

あそびごころ

大阪のデザイナー野井成正さんからお声掛けいただき、野井さんの初作品集「あそびごころ」の出版記念トークに聞き手として伺う事になりました。独立したての23年前に、どうしても野井さんの話を聞きたいと思い友人の吉田章男さんとともに大阪の事務所に伺ったのが最初の出会いでした。その後、ちょくちょくとお酒の場に声を掛けて頂き楽しくも厳しい話を聞かせて頂いています。お目にかかるたびに思うのですが、23年前から全くぶれない姿勢にいつも感銘を受け、勝手に「心の師匠」と呼ばせて頂いています。当日は野井さんと事前に飲みミーティングを行ってからトーク突入となりますので、少々ロレツが回らないかもしれませんがどうぞご容赦くださいませ。

■「あそびこころ」出版記念/野井成正(語り手)×小泉誠(聞き手)
日時:2014年1月18日(土)18:00~(約90分を予定しております)
場所:Books Coffee Gallery  iTohen
参加費:¥1,000 (1drinkは別途ご注文下さい)
定員:40名(定員になり次第、締め切らせて頂きます)
参加ご希望の方は 06-6292-2812 又は メール にてお知らせ下さい。
*氏名、電話番号、参加人数(お連れ様の氏名)をお知らせください。

住む。

週末発売の「住む。」の特集は日本の生活道具。日野明子セレクションの道具や高岡巡りなど、お馴染みの人や場所が出ています。そして「産地が生きる。デザインが生きる。」というお題で小泉誠+長町美和子が8ページにわたり産地の変遷といくつかの事例を語っています。ここ最近思う、地域の話をとても分かりやすくまとめられたと思います。さらに、川越氷川神社の「むすびカフェ」の情報も丁寧に紹介されています。

伊礼智×小泉誠 トークイベント

Koizumi Studioの地域仲間でもある相羽建設のショールーム「あいばこ」に関わり2年がたちました。昨年の1周年イベントに続き今年も2周年のお祝いイベントを行い「あいばこ」に一緒に関わった建築家の伊礼智とだらだらとトークを行う予定です。トークのテーマは「手しごと」ですがテーマ通りに話が進むかどうかは分かりません……。下記のスケジュールで30名定員となりますので興味のある方は「あいばこ」までお申し込みください。

■あいばこ2周年「伊礼智×小泉誠 トークイベント」
日程:12月21日(土)
時間:15:30-17:30
参加費:無料  
定員:30名 (先着順・要予約) 
お申し込みはお気軽にあいばこまで
あいばこ/相羽建設株式会社
所在地:
〒189-0013
東京都東村山市栄町3-2-5エスパース久米川102
Tel :042-397-1001
Fax:042-397-1002
Mail:aibaco@aibaeco.co.jp

徳島三昧


週末の徳島は、3社と二泊三日のワークショップ。初日は箱ものプロジェクトAKI+MOTO+のミーティング。豪華弁当を前にして先日のIFFTの成果を受けて今後のビジョンの構築です。二日目はテーブル工房kiki。こちらは相変わらずお題満載で工房を走り回りながらワークショップです。個々数回のワークショップで質が上がって来たハンガーとスツールが間もなくお披露目できそうです。土気の家のパーツも素晴らしい出来映えで現場への取付が楽しみです! 三日目は宮崎椅子製作所で、AXIS展の反省会と来年のミラノ展への最終仕込みです。ミラノで発表するスタッキングチェアも二度目の試作を前にじっくりしっかりとワークショップが行えました。

天満宮の建物


週末は大阪経由で徳島へ。大阪はkaicoやambaiで一緒に活動をしている竹原さんの会社フォームレディーの新社屋の地鎮祭。朝ドラ「ごちそうさん」の舞台になっている大阪天満宮の袂です。建物は小さいながらも4階建てで濃密な空間になりそうです。消費税問題で素材や職人さんの手配が難しい時期となり工事はじっくりゆっくりと進むようです。今回の建物では階段の段板を竹原さんにお世話になった方々に声がけをして集めていますので様々な樹種と思いが籠った階段になりそうです。階段は36段ありますので「36プロジェクト」と命名で、来年の3月6日に芦屋のJクオリアにて展覧会も開催予定です。

DESIGN TALKS

数ヶ月前からNHK WORLDの番組で「木」についての取材を続けていました。NHK WORLDはNHKが世界中に発信しているテレビチャンネルなんですが、唯一日本では見れません…..。番組名は「DESIGN TALKS」で日本の文化がデザインと関わる事例を毎回テーマを設けてまとめています。今回は「WOOD」で、木のプロダクトの事例と工務店ネットワークで進行中の「大工の手」について工場作業も含めて紹介して頂きます。

■放映日時(日本時間)
12月5日(木)10:30-11:00 / 14:30-15:00 / 18:30-19:00 / 22:30-23:00
12月6日(金) 2:30-3:00 / 6:30-7:00
■日本での視聴方法としては、
①NHKワールドのホームページでのストリーミング放送
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/w/movie/
もしくは
②Andoroidやiphoneのアプリで、「NHK world」をダウンロードすると
放送中の番組の視聴が可能です。


現在、番組ホームページには告知がのっています。
http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/designtalks/index.html

-PROCESS-


今日は早朝から「土気の家」の現場。ガルバリウム鋼板の外壁工事が始まり建物が引き締まってきました。内部の特注照明もモデルを持参して現場で大きさの再確認。部品の現物はテーブル工房kikiさんが既に制作中という状況です。さて、地元の谷保では柳宗理さんのお弟子さん吉田守孝さんが6日から個展を開催します。場所は甲州街道沿いの古い蔵を改装したギャラリーcircle。12月21日(土)には吉田さんと小泉とでギャラリートークを行います。なお、このギャラリートークの機会に合わせて「こいずみ道具店」も臨時オープンします。この日は夕方から「あいばこ」二周年イベントがあるため開店時間は12:00-14:00です。短い時間ですみません…..

-PROCESS-/YOSHITA DESAIGN
日時:2013.12.6(金)-12.23(月)12:00-19:00
場所:circle gallery&books
   東京都国立市谷保5119 やぼろじ内
   042-505-8019

■ギャラリートーク
日時:12月21日(土)10:00-12:00頃
定員:30名(事前予約優先)
参加費:1000円
ご予約:shop@circle-d.me まで、お名前、連絡先、人数をお知らせください。

現代のプロダクトデザインでギャラリートーク


国立近代美術館で行われている「現代のプロダクトデザイン」展でギャラリートークを行います。急なお知らせとなりますが明日の3時からです。

■現代のプロダクトデザイン/ギャラリートーク小泉誠
日程:2013年11月30日(土)
時間:15:00‐16:00
場所:国立近代美術館 ギャラリー4会場内
※申込不要、参加無料(要観覧券)

第七回 Kaicoの会

メーカー、問屋、販売店、デザイナーが一同に集まるkaicoの会も全国各地から45名もの大勢の皆さんが集まり名古屋で開催。今年も見学会を敢行して三重県の工場二社のバスツアー。一社はKaicoの琺瑯加工の工場。もう一社は現在進行中の土鍋の窯元。互いに秘密の技術を皆さんに大公開しての有意義な時間でした。その後、恒例の新作お披露目でメーカーの皆さんと共に商品説明。そして新作を囲んだ懇親会は深夜まで続きました、今年はKaicoにとっても良い年で、パリのメゾンエオブジェ出展、NHKでの特集番組、国立近代美術館での展覧会、世界各国からのオファーとコンランショップなどからのセレクト、そして取りまとめ役のフォームレディーの新社屋着手と、盛りだくさんの出来事でした。皆さんからはご褒美?で愛用しているトリッペンの靴をプレゼントしていただき感謝感激!来年も良い年になるようがんばりますので、皆さん引き続きよろしくお願いいたします。