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最新10件 過去のニュース: タイトル一覧 月別一覧

台中です。

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台北から新幹線に乗って台中に。ディテールまでほぼ日本の新幹線のまま……。ANAの機内誌がたまたま台湾の新幹線の「駅弁」特集で期待したものの、現地のスタッフに「駅弁美味しい?」と聞くと浮かぬ返事(帰りに駅弁を食べたところ、けっこういけます)。宿泊予定のホテルはなんと昨夜火事だったらしく急遽違うホテルにチェックイン。なにやらデザインホテルらしく洒落た感じ。Plantation台中の現場には夕方到着で、様々な素材の「白」の空間に「杉」のパネルが加わり、モダンな構成ながらも日本的な印象が漂っています。前回の台北店程大きな問題も無く、現地の対応も良好で明日のオープンに向けて作業が続きます。

台北です。

新事務の基礎も打ち上がりコンクリートの小さな箱が地中に埋まった姿はなかなか滑稽です。今日はPlantationの工事検査で台北です。先月オープンしている現場の修正ができているか確認。案の定、修正がほぼされていない状態です。明日は台中店の工事引き渡しです。

東京都美術館/前川國男

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朝から上野の東京都美術館。前川國男設計で1975年竣工の美術館が4月にリニュアルオープンしました。上野の森で自然との共生を掲げてつくった建物はすっかり森の中に馴染んでいます。最近では上野の美術館が恊働でこの森の再計画の案を進めているようで、駅からの途中には木造平屋建のスタバやレストランカフェがオープンしていて、なかなかの雰囲気です。

テーブル工房kiki

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徳島での2日目はテーブル工房kiki。朝一番で11月のイベントの打ち合せ。同行のAランチ星名さんが上手に会合を進行してくれます。kikiスタッフからのアイデアも満載で11月が楽しみになってきました。その後はAランチとkikiさんの打ち合せがつづき、小泉+村澤は放置され勝手に一人ワークショップとなりました…。勝手ながらもkiki倉庫に眠っている「おとしもの」のデスクをじっくりと眺めながらリデザインできました。

宮崎椅子製作所

2ヶ月に一回の恒例の徳島ワークショップ。初日の宮崎椅子では久しぶりの新作椅子ワークショップ。前回のワークショップで検討した修正試作の確認。圧倒的に前回よりも座り心地が増しながらも宮崎さんと小石くんが肩甲骨に違和感を感じると渋い顔。小石くんのアイデアで肩甲骨の違和感は無くなり宮崎さんの提案でさらに座り心地が良くなりました。ワークショップの後はミラノ展示会の反省会と来年に向けての前向きな話となりました。今年は新作椅子が更に幾つか生まれる予定ですのでどうぞお楽しみに!

kisara

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朝一番でゼミ生を引き連れて新事務所の現場に。この建物はゼミの課題の題材にもしていたので皆興味しんしん。その後ゼミミーティングを行い新丸ビルのkisaraの引き渡しの為都心へ。今回のkisaraはモルタル床に白い土壁+杉と、いつもよりもシンプルな構成です。週明けのオープンに向けて準備開始です。そして丸の内からは羽田に向かい徳島に出発です。

金環日食

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今日は朝から金環日食。東京は日食圏内のど真ん中でしたが天気予報は「曇り」……。と思いきや朝から雲の合間をぬって見事にお日様が顔を出してくれました。千年に一度の出来事に感動しつつも、千年前の生活環境はどんなかな?とか、千年後の生活道具はどんなのかな?などと、妄想を繰り広げていました。神道では過去と未来の間の現在を「中今」と言います。ただの「今」ではなくて、過去と未来があるおかげでの「今を大切に生きる」ということです。ふと「中今」という意味をもう一度考えていました….。

竹とドングリと桧

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恒例の全日空の機内誌「翼の王国」の取材で鹿児島へ。今回のお題は「竹」で孟宗竹の生息No.1の鹿児島の工房へお邪魔しました。この工房は公長齋小菅のminotakeシリーズの製作工房で、先端技術と手の仕事をバランス良く使いこなしているところに感動です。そして、先々代がつくった信じられないほど繊細な作りの「虫籠」にも感激でした。黒毛和牛と黒豚にお世話になった後は都城に移動。「どんぐりプロジェクト」の製作をしてくれているクワハタさんのところで二次試作の確認。ようやく4アイテムが出揃い、2年ほど前から進めていた形がようやく見え始めてきました。

丸の内

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今朝一番で新事務所の配筋検査と設備の打ち合わせ。改装部分の現場は内部の解体も終了して45年前の手の跡が表れる状態になりました。残念ながら基礎周りなどかなり痛んでいました…..。
午後からは丸の内パレスホテルの能作さんのお店のライティング。明日のオープンに向けて友人の照明家、佐藤さんが綺麗に仕上げてくれました。その後、新丸ビルの中のkisaraの現場確認。こちらも28日のオープンに向けて順調に工事が進んでいます。

木でできた未来の冒険道具

今年も8月の最終土日で富山県大山地区で行われるLiving Art in OHYAMA 2012が開催されます。これに伴ってメインイベントである「木でできた未来の冒険道具」のコンペの募集が既に始まっています。このコンペティションは全国の小学生から「木でできた未来の冒険道具」のアイデアスケッチを集い、そのアイデアスケッチの中から50点のアイデア賞、12点の優秀賞を選定して表彰します。そして優秀賞の12名のアイデアスケッチは、地元の富山大学、東京の武蔵野美術大学、東京理科大学の学生達がアイデアスケッチを素に妄想して現物の形を作ってLiving Art in OHYAMA 2012展示をします。まずは全国の小学生の皆さんのアイデアスケッチからLiving Art in OHYAMA 2012がスタートします。長友啓典さんがデザインした素敵な応募用紙が全国に配られていますので皆さん是非とも応募してください。応募用紙は小泉の製品を丁寧に伝えてくれている全国のお店や、こいずみ道具店にも用意していますし、こちらのHPからも応募用紙をダウンロードできます。

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昨日は中央高速道路の集中工事が始まる中、車で岐阜方面へ。早朝出発のため渋滞にも遭わずに無事岐阜に到着。最初はライフスタイル展の打ち合せもあり週末に引き続きフォームレディ竹原さんとasahinekoメンバーの然さんの工房に。展示什器のお願いもでき、ぎりぎりで会期に間に合いそうです。その後「吊り橋」ならぬ「吊り階段」で渓流をわたる食事処でイワナ+山菜+蕎麦+キリンフリーで昼食。次に南木曽に移り「桶」でambaiシリーズの新展開を模索するための工房巡り。いつもながら日本のものづくりの繊細な意識には心が打たれるばかりです。ただただこの地域も高齢化が進み10年後のビジョンが見えない状況とのことでした…..。そんなこんなでの日帰り岐阜巡りでした。

府中-大阪-刈谷

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いつもながらの朝一番の新幹線で広島の府中へ。kitokiのメンバー若葉家具のショールームを少しだけ整理をして地域の生活情報拠点となるよう思案中。9月頃までには形になるはずです。それから、kitokiの7月の大川展示会の打ち合わせも進んでいます。今回は大川合同展には参加しないで井上木材の工場倉庫でインスターレーションをして新作発表と工場ツアーなどイベント諸々。丸庄ショールームと工場でも展示会と見学ツアー。作る現場と伝え手の皆さんを繋げて行きたいと思っています。府中の帰りは大阪に寄ってフォームレディの竹原さんと来月のライフスタイル展のための製品打ち合わせ。新潟の久保寺さんも参加で最後の細かな調整ができました。次の日は大阪から愛知の刈谷市美術館で現在開催中の「加藤久仁生展」の会場構成の確認。いくつかの部屋に別れている刈谷市美術館は展示が見にくいのではと思いきや、章ごとのメリハリのある見え方となっていて、とても見やすくダイナミックな展示となっています。「つみきの家」の映像や新作映像も大画面で映画館のように見れて800円の入場料で見所満載で満喫できると思います。

地鎮祭+着工

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一昨年からじっくりしっかりと考えていた工房計画ですが、ようやくスタートを切ることができました。築45年の古くて小さな元靴屋の物件ですが、改装工事に加え2坪強の裏庭に小さくて大きな「小屋」を建てます。今日は念願の地鎮祭。お天気も良く氏神様の谷保天満宮の宮司さんに来て頂き滞りなく鎮めていただきました。地鎮祭が終わったとホッとしたところ、現場監督の宮前君が職人さん達を引き連れいきなり墨出し作業開始。なにやら「明日から穴掘ります!」と元気に張り切っているものの、施主+設計の我々は「今日から着工とは聞いていない!」と、笑顔でのどつき合いもありましたが、そんなこんなで急遽今日から着工となりました。現場の宮前君は木工学校の後輩。なんとも頼もしく図々しくもなったもんだなと嬉しい一日でした。

GW

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今年のGWは少し余裕があり、いろいろと巡る時間が取れました。
オープンしたばかりの渋谷ヒカリエでは、ナガオカケンメイさん率いるd&departmentのスペースで47都道府県のデザイン物産を集めた展覧会。「富山」ではリビングアートとVEGAの貫場さん、「徳島」ではテーブル工房kiki、「盛岡」ではトークショーでお世話になったわんこそばの東家、などなどナガオカさんの解説と共に紹介。銀座松屋では平野敬子さん担当の展覧会と、原研哉さんの「日本のデザイン」についてのトークイベント拝聴。ナガオカさんが聞き手になり熱いトークになっていました。鎌倉の稲村ケ崎では先日急遽された伊藤正道さんのアトリエギャラリーでご自身が企画された最後の展覧会。静かに最後のお別れができました。青山スパイラルでは「つくりて×えがきて=プロダクトの生まれかた」に参加。京都の公長斎小菅とつくった竹製品minotakeについて小菅さんとのものづくりトークも参戦。小泉ゼミ生+OBも集り嬉しいイベントでした。川口の工房ショップのイベントでは住民主体の地域活動の良い事例をみることができ。水天宮ピットでは野田英樹さん舞台「THE BEE」を観劇。野田秀樹さん、宮沢りえさんら4人の役者のみで多くの役柄や状況を演じます。舞台美術は堀尾幸男さん。難しい脚本を一枚の紙のみで見事に演出しています。本当に素晴らしい!

CONFORT / 2012.6月号

CONFORT/6月号の特集が「造作家具」。建築家の野沢正光さんの建築に寄生した造作家具で「信濃境の家」が巻頭で紹介されています。造作キッチンの特集ではkitokiのキッチンも紹介して頂きました。

加藤久仁生展/刈谷市美術館

全国巡回中の加藤久仁生展が刈谷市美術館で始まりました。この美術館の隣には茶室もあり、今回の展覧会に合わせた「つみきのいえ菓子」で茶会を開いています。加藤久仁生さんのアーティストトークや「つみきのいえ」の音楽担当のクリコーダーカルテッドのコンサートもこれから開催されます。
■加藤久仁生展
2012.4.21-6.3(月曜日休館)
9:00-17:00
入場料 800円
刈谷市美術館
愛知県刈谷市住吉町4-5
0566-23-1636