News

最新10件 過去のニュース: タイトル一覧 月別一覧

one o one


今回の韓国は印南さんの友人、建築家Choi Wookさんにお世話になりました。Choiさんとは15年前にイタリアで哲学を学んで帰って来たばかりの時にソウルで出会い、その後韓国を代表する若手建築家となっています。Choiさんの仕事は自ら金属アトリエを持ち、建築の用途と構成に「鉄」を多用したモダンで独特な仕事です。今回は空港からChoiさんのギャラリーで陶作家の笹山さんとミーティング。その後Choiさんの自宅で家具の打ち合せ。そしてChoiさんの事務所でトークイベント。その後Choiさんのアトリエの地下のバーで一杯。2日目は朝からChoiさんの自宅で終日お茶会。といことでChoiさん三昧でソウルらしい場には一切行っていません….。さて、そんなChoiさんの仕事は、久しぶりに感動する環境でした。どこか富山のVEGAのような空間のあり方を感じてワクワクするばかり。自らの環境を手をかけ気持ちをこめてつくり込み、そして確かで嘘のないディテールがとても「品」のいい空気感を醸し出していました。

酒乱団からテベントスでソウル

35年前に伝説のサッカーチーム「酒乱団」に助っ人として参加していました。このチームは内田繁さん小島良平さんなどのデザイナーチームでまだデザインを志す前のことです。その後、20年程前に「酒乱団」の残党が「テベントス」というデザイナーチームを結成し参加。マネージャーには五十嵐久枝さんなども。今回はそのチームメイトで建築家の印南比呂志さんに誘われてのソウル入り。印南さんと韓国のチョイさんの事務所ONE O ONEで開かれている笹山忠保展のトークイベント参加とチョイさんの自宅の家具の打ち合せでした。トークイベントでは現代陶作家の草分け的存在の笹山さんの貴重な意見を聞き、いい時間を過ごせました。印象に残った言葉は「品」。

interiorlifestyle TOKYO

6月5日から7日迄東京ビックサイトでinteriorlifestyle TOKYOが行われます。今年の新作は、Formladyから「ambai風呂」シリーズで木曽の伝統的な技法を活用した風呂椅子とシャンプーラック、そして手桶と湯桶。「kaico」は製造メーカー昌栄工業の皆さんがことん拘りつづけたドリップケトルで新たな技術が満載です。本日も会長と賢一さんと打ち合せ。最後まで拘り続けた湯口のディテールが決定してなんとかお披露目できそうです。「ambai/土佐板」は銀杏のまな板が数点。食卓の道具としてのまな板が勢揃いします。有田キハラからは開発に足掛け3年を費やした耐熱陶器のグリルパンとグラタン皿がようやく完成。グリルパンは新たなシーンをつくる「器」となる鍋が出来上がりました。そして今年も会場デザインをいくつか担当。Formladyのブースは凛と元気に。能作の会場はシックに爽やかなブースに出来上がる予定です。「Formlady」「有田キハラ」「能作」は全てアトリウムでの特別企画ジャパンスタイルのコーナーへの出展となります。

■interiorlifestyle TOKYO
2013.6.5-7
東京ビックサイト 西ホール

韓国

来週末にソウルで行われる信楽の現代陶作家笹山忠保さんの展覧会で笹山忠保さんとトークショーを行います。笹山さんは建築をモチーフにして作品も多く、陶作家が建築をどのように捉えていのかを聞き出してきたいと思います。

http://101architects.com/?m1=news&p=news_20

kado-table+bench

こいずみ道具店のHPも新商品をぼちぼちとUPできるようになりました。徳島のテーブル工房kikiでも見やすく楽しいHPが日々UPしていますが2010年に開発した商品がようやく紹介されました!ずいぶん前のワークショップでbenchの試作と図面が出来上がったものの、相変わらすのkiki店長の気分で放ったらかし。そして一昨年「テーブルをつくろう!」と意気揚々と電話をもらい、kikiでしか出来ないブックマッチテーブルが完成。ついでにbenchiが復活したといういかにもkikiらしい開発となっています。各々の特色は「角」の納まりにこだわり木らしい仕口になっていて、そのまま「kado」と名前がつきました。下記のHPで開発秘話?も含めて木目を一枚一枚確認しながらお買い求めできますので覗いてみてください。
■kado-benchi
http://www.t-kiki.co.jp/2/kado-bench/index.html
■kado-table
http://www.t-kiki.co.jp/1/kado-table/index.html

Do you Nuno?  須藤玲子とNUNOの世界


5月15日からテキスタイルデザイナー須藤玲子さんの30年の仕事を伝える「Do you Nuno? 須藤玲子とNUNOの世界」がデザインギャラリー1953で始まります。そしてこの展覧会の企画監修と会場構成を担当しています。須藤さんの仕事は様々な素材をときには料理のように煮たり切ったり焼いたりと、果敢に素材に向かい合い「布」の形を模索してきました。今回は330種類の布を使い空間を構築します。そして「素材」と「加工」をダイヤグラムにまとめて須藤さんの仕事の奥行を伝えたいと思います。

■Do you Nuno? 須藤玲子とNUNOの世界
2013年5月15日(水)-6月10日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー

暴走エクスプレス


「暴走エクスプレス?」に乗って朝一番で九十九里のスガハラガラスへ。一昨年開発したsimを素に全日空機内誌「翼の王国」のコラムの取材とゼミ生の工房見学+ガラス体験を兼ねた一日です。スガハラガラスには小泉ゼミOBの桃子が活動中で熱いガラスに向かって奮闘していました。そしてコラムの素材の素はもちろん「ガラス」。今回は分子構造まで話が広がり「ガラス」の興味深い特性をお伝えできると思います。掲載号は真夏の8月号です。

四日市で土鍋

昨日は朝から日帰りで四日市。四日市といえば万古焼きと土鍋ですが、今回は土鍋に挑戦中です。土鍋特有の蓄熱作用が食材やお米をふっくら美味しく変えてくれるのですが、現代のキッチン状況に対応する為、各地域知恵と工夫を凝らしながら「良い道具」を模索しています。いつもながら実際につくる製造者の意見は正しく力強いものですが、どの地域でも見られることですが、市場に対するあきらめがあるのか手を動かせない状況のようです。そんな中、前向きな窯元さんと出会う事ができました。土鍋という性能を生かしながらも生活の一部になる道具が出来上がりそうです。
そして四日市から帰京するやいなか、中野さん、萩原さん、影山さん、古庄さんと、地域とデザインに関わる活動をしているメンバーが「こいずみ道具店」に集合して熱い議論が繰り広げられました。なにやら9月に集会です!
(写真後日UP)

絵本の展覧会

一昨年の安野光雅さんの展覧会につづき、だれもが知っているある絵本の展覧会準備に関わっています。今日は出版社に関係者が集り展示構成についての打ち合せ。そしてこの絵本の作者へのプレゼンテーションでした。Koizumi Studioではほとんどプレゼンテーションを行わず相手との会話の中から形が出てくるのですが、今回は作者の方の意図を伺う為にも展覧会の形を素案として伝えました。久しぶりのプレゼンテーションは無事終了。作者からも「楽しそう!」と嬉しい言葉をいただいたと同時に、厳しい時代に生きて来たリアルな実体験のお話を伺い勇気と元気をいただいて帰ってきました。

Living Art in OHYAMA 2013 デザイン募集


富山の友人貫場幸英さんと出会い、建築家の広谷純弘さんそして長友啓典さんと共に活動してきた富山市の事業「木と出会えるまちづくり」も12年目を迎えました。今年も夏休み中に行われるLiving Art in OHYAMA 2013の準備がスタートし、会期中に行われる「木で出来た冒険道具」のスケッチ募集(小学生対象)が開始です。今年は「歩く」というテーマを設け「歩く」ことから思い浮かぶ発想力を期待しています。昨年も全国各地から2500通ものスケッチを頂き持続してきた力をつくづく感じています。下記のアドレスよりLiving Art in OHYAMA 2013の詳細や応募用紙がダウンロードできますので、全国のみなさんからのご応募を心待ちにしています。
http://www.city.toyama.toyama.jp/sogogyosei/oyama/livingart.html

hana ichimatsu

20年来の京都の友人、吉田章男さんが扇子屋さんから転職して数ヶ月。加藤萬という和装の老舗にお世話になり早くもhana ichimatsuという新たなブランドを立ち上げました。様々な繊維を扱う加藤萬らしい製品づくりの第一弾として「手拭」に挑戦。谷口広樹さん、ひびのこずえさん達とともに手拭デザインに取り組みました。今回のテーマは「祝いの紋」で各作家さんらしい文様が出来上がっています。ちなみに小泉は「礎」「竹林」「年輪」の三柄です。下記のHPの「hana ichimatsu」から詳細が覗けます。

http://www.katouman.co.jp/hanaichimatsu1.html

そして、製品の一覧は下記でご覧下さい。

http://www.katouman.co.jp/shop/index.html