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最新10件 過去のニュース: タイトル一覧 月別一覧

東京+府中


先週は東京駅のLIONでkaicoメンバーと新アイテムのミーティング。この場所はkaico復活へ向けての決起会をした場所。その後終電で福山から府中に入り若葉家具の工場での打合せ。何回も試作を重ねて来たアイテムがまとめて3つ程完成。生産部長もビスをもんだり削ったりと大活躍でした。お昼は定番の「府中焼き」で、「のとこ」に寄って次に向けての作戦会議となりました。

川越氷川神社

川越氷川神社での「わたしの神棚展」が日曜日から始まっています。土曜日から会場設営を行い凛とした空間が出来上がり、この日は境内の傘立ても納品され少しずつ点が広がっています。日曜日は境内で「ご縁市」。各地からこだわりの品や食があつまり大賑わいの一日でした。
(写真後日UP)

ミロ


ミラノから足を伸ばしてモンチークの丘に在るミロ美術館へ。複雑なプランの美術館ですが作品とともに様々なスチエーションを用意してあり外部空間も気持ちがいい。ヨーロッパの美術館では、子供達がスケッチをしたり幼稚園の散歩コースになっていたり日常としての美術に対する敷居が低い。また、小学生達へのワークショップも常日頃で、ここでも美術館の学芸員が子供達の心を巧みに揺さぶっていた。

高岡クラフトコンペ2015

今年も高岡クラフトコンペに関わっています。来年が30回となる歴史を積んで来た高岡クラフトコンペですが、今年度から応募基準の巾を広げてより質の高い作品を応募しやすい環境になりました。今年の東京展も銀座松屋のデザインギャラリーでの開催が決まっています。手しごとの作家のみなさん、ぜひともご応募ください。

木でできた冒険道具の応募開始!

Living Art in OHYAMA 2015の準備も着々と進んでいます。メインイベントの「木でできた冒険道具」の子供達からのデザインスケッチお募集も既に始まっています。応募用紙はこちらのHPからダウンロードできます。全国の小学生の皆さん、そして小学生のお子さんがいらっしゃる皆さん、ご応募をお待ちしております!

わたしの神棚・展+ご縁市


むすびcafeや境内の傘立て等の備品を計画させていただいている川越氷川神社で「わたしの神棚・展」が開催されます。神棚が身近で馴染みの在るものになるようにと、宮司と折形デザイン研究所が企画した展覧会です。今回は会場構成とともに出展者の一人として参加します。展覧会の初日は川越氷川神社で行われる「ご縁市」の日でもあり、こちらにも「こいずみ道具店」が出店しますのでお楽しみに。

わたしの神棚・展
2015.5.24-30
11:00-17:00
川越氷川神社参集殿
参加作家:赤木明人.大治将典.川合優.東屋.小泉誠.竹俣勇壱.辻和美.中村好文,堀道広.西浦裕太.山口信博

ご縁市
2015.5.24 
11:00-17:00
川越氷川神社境内/氷川会館/むすびcafe
ココロマゴコロ研究所ホームページ

アントニ・ガウディ


ミラノの合間にバルセロナ視察。まずはガウディが関わった施設巡り。圧倒的に感動した建物はカサミラ。この建物はガウディの思想も成熟したと同時に職人の手も成熟した時間が育てた質の高い空間。サグラダファミリアも世界遺産となり入場料での工事が格段に進んでいる。ガウディが没した後も精神の伝達で工事が行われ、生前の造形よりも図面も無く造形を進めた受難の門の潔くも新しい形が本当に素晴らしい。内部空間は光+色(ステンドグラス)という安易な造形表現ではなく、光+色で圧倒的な環境表現が成され心から感動しました。

はじめてのつくば


ゴールデンウィークも始まっていますがつくばでイベントに参加。kitokiや宮崎椅子製作所の家具を扱っていただいているHOME SIC STYLE SHOP つくば店で現在「kitoki展」が開催中です。HOME SICは家具の他にも生活用品を扱うとっても感度の良いお店。お店の上田社長も同世代で国立育ちの経験者という事もあり意気投合。そしてスタッフが皆さん気持ちいい。これは大事ですね。このイベントに合わせてメンバーの若葉家具の井上社長と井上企画の井上さんとでトークイベントを行ってきました。素材のこと.技術のこと.デザインのことを3人ではなし、kitokiの理念を伝えられたのではないかなと思っています。そして「大工の手」の準備委員でもある柴木材さんも筑波ということで建物探訪。こちらも柴社長の人柄なのか、良い環境づくりができて来ているようです。

domus/宮崎椅子製作所


domusのwebページに宮崎椅子製作所のミラノでの様子をレポートしていただきました。10枚の写真をめくると会場設営の風景が見る事ができます。和訳は下記になります。

■建築のプロジェクトの様な造作
新しいもの、革新的な物を創造しながらも毎日の生活において人々に喜んで気に入ってもらえる様な快適な椅子を提供する。これが宮崎椅子製作所のフィロソフィーです。彼らの主旨はデザインとテクノロジーをマッチさせしかもクリエイティブでプロダクティブな木製の椅子作りです。その目標に向かって10のテーマの基準を設けています。くむ、まげる、組み立て式、つなぐ、日本の素材、選べる、はる、けずる、かるい、ながもち。この10のテーマはデザインの発展性においてデザイナーと職人達が研究していくワークショップスタイルにも機械で作られた製品が最後に手によって仕上げられるプロセスにも現れているわけです。我々はFuori Salone2015の彼らのショールームの準備中にお邪魔して、展示段階の魅力的な手段とメソードを捉えながら撮影が出来ました。組み立て、釘打ち、ライトの設定、スペースの測定と配分が十分に検討されながら完成していきました。この作業を「組立て準備のポリシー」と一言で片付けるにはふさわしくなく、むしろアーティストがジェネレーションに影響を与える力とクオリティーを生み出す企画と実践…それがスペースの存在感を超越した物を創り上げている、と表現する方がふさわしいと思います。
「空想するだけでなく、歩いてみてその中で感じることは大きい」