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菜の花研修所の撮影

5坪程の狭小スペースでありながら、計画に一年ほど掛かった「菜の花研修所」もようやく完成。昨晩無事に撮影を行うことが出来ました。ともかく「手間」を惜しまず、じっくりしっかりと手を掛けて計画した図面をもとに、つくりての皆さんも手の掛かる仕事を嫌な顔をせずに丁寧に納めてくれました。なによりも、施主である菜の花店主高橋台一さんの思いと心意気がもとになり、皆が向かい合える環境が出来たことが大事だったと思います。この空間はこれから数十年とタフに成長していく場となるはずです。今後もこの場を活用していきたいものです。
(写真後日UP)

生活工芸

10月に生活工芸の展覧会が金沢21世紀美術館で行われます。今年も総合デュレクターの辻和美さんから声がかかり会場デザインをさせていただきます。昨日も朝一便で金沢でキックオフミーティングへ。百草の安藤さん、アートデュレクターの副田さんも加わり今年のビジョンを話しました。生活工芸のHPもそろそろリニュアルUPしますので、詳細はそちらで。
そして。金沢からの帰りには松屋銀座の能作さんのお店の撮影。オープンして一年程経ってしまいましたが、ようやく記録がのこせました。

福山

週明けに卒業式が無事終了。今年は我々もいくつかの仕事を卒業して次のステップに向かいます。
さて、今朝も早朝から広島の福山へ。若葉家具では製品検査と売場の整理。土井木工では現在製作中の保育園のテーブルの最終検査。夕方からはkitokiの展示会に向けて、大川の井上企画も合流しての作戦会議と盛りだくさんの一日です。そして明日が朝から大学の会議なもので久しぶりに夜行バスでの帰京となります。

諸塚村

木金土でワイスワイスの佐藤さん達と「どんぐりプロジェクト」で宮崎県諸塚村へ。まずは製作協力をしてくれるクワハタさん達と都城集合。工房でのプロジェクトミーティングの後製材所の視察。ここで思わぬものの発見。その後車で3時間半かかって諸塚村へ。ここは平地が5%ほどしかない山岳地で椎茸が特産物の村。この椎茸を育てる為に必要なのがクヌギの木で、このクヌギの余材を活用するプロジェクトです。クヌギの植林地から椎茸の生産者などを巡り新たな素材と村民の意識の高さに触れて、またまた勉強が出来ました。夜は古民家を借りて囲炉裏を囲んで今後のミーティング。朝も村のラジオ体操放送で目覚め、自炊で飯と味噌汁と卵というシンプルなものながらとても豊かな時間となりました。

高岡ー名古屋ー箱根湯本ー銀座

高岡から始発で名古屋入りで今日開店のPlantationの引き渡し。いつも早朝引き渡しの後に商品陳列。そして10時に開店となりタイトなスケジュールです。名古屋では名物つぶあんトーストで朝食。その後箱根湯本の菜の花研修所の引き渡し。箱根では箱根そばで昼食後現場へ。帰り際に箱根菜の花の茶房によって抹茶+菜の花のお菓子でミーティング。そして銀座で日本デザインコミッティの例会と続きました。

高岡で素材巡り

今日は朝一番で高岡入り。恒例の全日空翼の王国の取材で高岡の能作さんにお邪魔します。能作さんは最近「錫100%」でブレイクしていますが、じつは「銅」がもともと得意なんです。これから製造現場とこの地域ならではの制作物を取材して廻ります。

kitokiで大川

箱根湯本の菜の花の現場から九州の大川に直行。アメリカ広葉樹を使ったタフな家具シリーズkitokiの全体会議です。まずは大川のメーカー丸庄さんで新たなテーブルの試作確認。このテーブルはある建築家の希望がきっかけで開発しましたが、kitokiらしい面構えになりましたので定番になる予感がします。材木屋が母体の井上企画では材木屋さんならではの素材を開発して魅力ある試作が出来上がっていました。この素材、材木屋さんの裏メニュー的な存在ですので「マカナイ」シリーズと命名されそうです。さて、これらの製品は7月の大川展に向けてきちんと仕上げられそうですのでお楽しみに。夕方からは広島の府中のメーカー土井木工と若葉家具も加わり全体会議。残念ながらデザイナ−の関さんは欠席となりましたが、今後のビジョンと役割について前向きな話が出来ました。夜は恒例の呑ミーティングで盛り上がりさらにビジョンが広がり、11時21分佐賀発の終電ぎりぎりに飛び乗り帰京となりました。
(写真後日UP)

SIDE02「chair+(チェアプラス)」展

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昨年六本木AXISギャラリーで行われたSIDE01「chair+(チェアプラス)」展の巡回展となる名古屋展が8日から始まっています。
●会期/2012年03月08日(木)-20日(火) 10:00-19:00(水曜日休館)
●場所/デザインの間(464-0802 愛知県名古屋市千種区星が丘元町15番74号)
●入場料/無料
●主催・企画/SIDE02
●協力/伊藤孝紀.村上心.橋本雅好.リアルスタイル.デザインの間
■オープニングレセプション/10日(土) 19:00-
■ナゴヤデザインサロンパーティ/17日(土)19:00-
■セミナー/10日(土)15:00-16:00
■セミナー/17日(土)15:00-16:00

菜の花研修所

菜の花研修所の現場もほぼ出来上がり引き渡し前の最終検査。天井高さ2260mmでコルビジェのモデュロール空間に、小上がりを作り床から1919mmの天井高になった空間は、かなりミニマルで凛となりました。今回も細かな建具の納まりにこだわり、ちいさな仕事ながらも手をかけた痕跡が残せました。途中からは照明計画の佐藤政章さんも駆けつけてくれてデリケートなライティングも上手く行きました。
(写真後日UP)

Plantation 2012

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今春の工事のPlantationがオープンする時期が到来。まずは名古屋から始まり恵比寿三越と既に2件の引き渡しを済ませ、残るはもうひとつの名古屋、台北、台中となりました…..。今年からPlantationのカジュアルラインである1 mileのコーナー展開を積極的に行い、いつもとまた違う印象の店づくりとなっています。

杉の道具

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VEGAの貫場さんを中心にして富山でのブロックプロジェクトが進んでいます。地域資源をブロックというフォーマットに落とし込み、地域と人と生活を繋げるメディアとなる活動です。今回の「富山ブロックプロジェクト展」では、新作の家具もお披露目。木のブロックを使いKAKI工房との静かで激しやり取りの末、杉の木ブロックに構造体となる杉板を合わせただけの今までにない無骨で繊細で合理的なスツール+ベンチ+テーブルが出来上がりました。この道具も具体的に生活と繋がるメディアとして多くの皆さんに使っていただけるよう現在作戦会議中です。

陽の間の設え

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週末から富山のVEGAでの「富山ブロックプロジェクト展」へ。木曜日の夜半に到着して金曜日一日かけての設営。広谷さんは自身が設計した福沢地区コミュニティセンターで雪をつかった茶室「雪庵」制作。富山大学の学生達と腰が折れるほど頑張って作っていました。広谷さんはその他にも木ブロックをつかった建築提案をKAKIとともに展示。貫場さんも木ブロックをつかった「未完の塔」を制作展示。長友さんは掛け軸を制作。そして小泉チームはVEGA陽の間にゼミの卒業生、高草聡太がデザインした木のブロックでの道具を展示する環境づくり。そして貫場さんの奥さんが嫁入り道具の一つとして大事にしている雛人形を雛壇のない5段飾りをして設えてみました。陽の間はあいかわらず魅力的な日差しが入り、黒田征太郎さんの立体作品と設えが見事に関係していました。