新潟に行く途中、花火の玉皮をつくっている工場に寄り道。新潟片貝の花火は「山」の花火では日本一のようで四尺玉も飛び交い大迫力のようです。この地域の花火の玉皮は段ボールの廃材をパルプ状にしてモールド加工をするという新しい手法で出来ていて今では全国の花火産地から声がかかるほどです。この玉皮とは5年程前に出会い香川の一閑張りの技術を使い漆を塗りhanabiとして製品化しています。
hanabi
新潟
週末はハーズショップ10周年のイベントで新潟へ。今回は「木の家具と木の家」という展覧会と店主の長谷川泰治さん、編集者の内田みえさん、デザインナーの村澤一晃さんとともにトークイベントの予定でしたが火山の噴火で村澤デザイナーが欠席。会場には地元の方に混じり徳島、盛岡、東京からも顔なじみの皆さんも参加し楽し時間となりました。Aランチの皆さんとあーだこーだと進めた展示空間もとても評判が良く5月5日までの会期が一部の展示のみ延長となりそうです。さて節目を超えたハーズショップですが、これからの10年も楽しみにしています!
保育園の家具
アーキヴィジョン広谷スタジオ設計の保育園に納めた家具です。椅子の製作はmiyakonjyo productの浜畑産業さん。地元の桧材を使い丈夫で軽くて良い香りの椅子です。スタッキングテーブルの製作はkitokiの土井木工さん。テーブルを持ち上げなくてもスライドしてスタッキングができる仕組みを考案。すでに実用新案も登録済みです。どちらも保育園の中をちょこまか歩き回っているようでした。
武蔵野美術大学の図書館
大学の授業も始まりお天気のいい日は校内の散歩が気持ちいい。大学の一番奥まったところには新しい図書館が建設中。ようやく仮囲いを外し姿を現しました。藤本壮介建築設計事務所の設計で本棚構造?の建物です。しげしげと見て回ったところでは桜もちらほら建築家の胃痛の種もちらほらですが、厳しい条件の中でも明確なコンセプトを持った美大らしい建物になっています。
二冊の本
デザインの手引書が二冊発刊されました。「現代デザイン辞典2010年度版/平凡社」はデザインの領域を25分野に分類してデザインの基礎概念から専門用語まで分かりやすく説明しています。この25領域の一つ「インテリアデザイン」について近藤康夫さんと共に解説原稿を書いています。もうひとつ「素材とデザインの教科書/日経デザイン」は日経デザイン誌に連載されていた記事を再編集したもの。こちらはデザインの領域ごとの分類ではなく「素材」で分類しているため現代デザイン辞典とはまた違うデザインの見方が出来ます。ここでは「木」の分野でデザインジャーナリスト故.山本雅也さんに書いて頂いたインタビュー記事が6ページに渡り掲載されています。
白磁三昧
去年は子供椅子のデザインばかりが沢山舞い込みましたが、今年は磁器の仕事が続きます。今回は白磁の道具をいくつかシリーズで考えています。既に模型と図面も出来上がり窯元さんとの打ち合せも終了。6月のライフスタイル展でプロトタイプをお披露目出来る予定です。
クリスト?
VAGAの床に敷き詰められている大きな布は、Living Art in OHYAMA 2009年のOB展で、OBと現役学生のサポートスタッフが空間をつくる為に使ったもの。白いTシャツを丁寧に紡いで立体的な大きな布を作っています。この素敵な素材を今回の空間に関わらせ新たな役目を与えています。この日は皆が丹誠込めてつくった素材を無駄なく使う為、床一面にTシャツを広げての部取り作業。まるでクリストのようでした…..。
不思議な光
今度のVEGAVは、主の貫場さんが日々撮影した映像と昨年のLiving Art in OHYAMAでOB達が制作してくれた素材が関わり独特な空気が流れ始めています。残るワークショップはあと一回。もうひと踏ん張りです。
kitoki
富山でVEGAワークショップが夕方に終わりすぐさま九州大川でのミーティングへ直行。大川では年に4回の家具展が行われ今回も大川のメーカーが関わるkitokiが出展ということでメンバー全員が集り全体会議となりました。大川の展示会自体は旧態依然で見にくく分かりにくい会場レイアウトと覇気の無い印象で客足が遠のいているとの声も当たり前という感じです。そんな中でもkitokiは検討しているようで新たな繋がりも出来ました。最近kitokiの開発を訳あって抑えていたのですが、新たなステージへ向けて幾つかのアイテムを展開する事にしました。お披露目は夏過ぎになると思います。
階段
VEGAの作業も大詰めで、富山大学の学生を交えてのワークショップも残り少なくなりました。今回の計画の肝となる入口の階段もかなり悩んだ結果VEGAらしい案が完成。早々に木工家の柿谷藍くんに図面と模型写真を送り次の日の夜に現場入り。現場には既に原寸試作が出来上がり詳細の確認。翌日の夕方には階段が取り付くという速攻技で現場が進んでいます。
翼の王国 / 4月号
全日空機内誌「翼の王国/4月号」のコラムのお題は「桜」。北海道東川町で行われている「君の椅子プロジェクト」で地元東川町の山桜を使い地元の木工家、大門親子とつくった椅子のお話です。
木の家具と木の家
新潟駅前で個性的な家づくりとセレクトショップを営むHAR’Z shopが10周年を迎え「木の家具と木の家」という展覧会を行います。こだわりの家づくりから得た家具の概念を素に家にまつわる道具を展示します。期間中にはスペシャルトークも行なわれますのでお楽しみに!
■木の家具と木の家
2010.4.24(土)-5.5(水) 4月27.28と5月4はお休み
10:30-19:00
HAR’Z shop
新潟市中央区笹口2-9-10
TEL 025-240-0555
■スペシャルトークイベント
2010.4.24(土)14:00-15:30
小泉誠×村澤一晃×内田みえ×長谷川泰治
こいずみ道具店
昨年末からの慌ただしさも納まり、4月1日より平常通り開店できる事になりました。この数ヶ月間、多くの方からお問合せをいただき本当に申し訳ありませんでした。今月は17日の土曜日もオープンしますのでどうぞ宜しくお願いします。
へんてこ音楽隊
建築家の広谷純弘さん設計のレイモンド坂戸保育園が出来上がりました。木をふんだんに使ったダイナミックな建築です。今回、ここの椅子とテーブルのデザインを担当しました。テーブルは持ち上げる事なくスライドしてスタッキングするという今迄にない木製スタッキングテーブル(実用新案取得)を開発。椅子は国産材の桧を使い子供たちの大きさに合わせて4タイプの椅子をつくっています。そして昨日行われた入園式では小泉ゼミOBのモリコ+カズ+バル+ヤタの「へんてこ音楽隊」の見事?な演奏で盛り上がり愉快で楽しい式になりました。
素材の素
北陸にあるとっても大きな陶磁器メーカーを訪ねました。素材の素から仕上げ迄全てを工場内で一貫して行えるという素晴らしい設備でした。規模が大きいからこそ出来るここでしかないものも見つかり、じっくりしっかりゆっくりと進めていきたいと思います。
宮崎椅子製作所 一から十まで展
宮崎椅子製作所が初めての個展「宮崎椅子製作所 一から十まで展」を6月に東京で行ことが決まりました。ここ数回のワークショップはこの展覧会の企画会議が主となり椅子づくりはしばらくお休みですが、宮崎椅子と村澤デザイナーともに関わって来た10年の軌跡をお伝え出来るよう準備を進めています。詳細はまとまり次第お知らせします。
DECO
テーブル工房kikiの塗り場を覗いてみると無垢板の時計DECOが沢山出来上がっていました。目盛りが出っ張って凸でDECOです。目盛りが溝になった凹も試作しているのですが、なかなか良い形になりません。既に名前はBOCOと決まっているのですが……….。
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